東京アイランドで見つける僕たちの冒険の旅 ―大島・利島―

太平洋に浮かぶ、東京諸島。そこには、東京都でありながら、私たちが想像する“東京”とは、全く違う景色が広がっています。
そこで、東京都内の高校生が大島へ、ひと夏の冒険旅行へ行ってきました!

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東京諸島とは?
東京都の島しょ地域の中でも、人々が生活する伊豆諸島の大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島と小笠原諸島の父島、母島の計11島が、総称して「東京諸島」と呼ばれています。


私たちが取材しました

りょうが(高3)
東京生まれ東京育ち。カメラが趣味です。
りな(高3)
初めての島体験。めちゃくちゃ楽しみ!
るりか(高3)
高校最後の夏。最高の思い出作るぞ!
持ち物リスト
□ 着替え
□ マスク
□ 上着(寒い時に羽織れるように)
□ 常備薬(必要な人のみ)
□ 酔い止め薬
□ パジャマ
□ 洗顔料・シャンプー
□ タオル/バスタオル
□ 筆記用具
□ 帽子
□ お財布
□ 日傘(できれば晴雨兼用傘がベスト)
□ 学生証(船代や入館料に学割がききます)
□ 保険証
□ 携帯電話
□ 充電器
□ 日中使う用のバッグ
□ 日焼け止め
□ 虫除けスプレー


トレッキングのための行動食として
□ 飲料(500ml)2本
□ スニッカーズ 2個
カロリーメイト 1箱


□ 歩きやすい靴で参加!
(トレッキング、サイクリングができるもの)


計画するところから旅は始まる!

CHOICE! 船はどちらを選ぶ?


大型客船
大型客船の楽しさは、圧倒的な非日常の“船旅感”。夜10時台に港を出発して東京の景色が次第に小さくなるのを体感し、翌朝6時に島の港に到着。寝台列車のように2段ベッドのお部屋や複数のお客さんとの相部屋など等級によって運賃が異なり、リーズナブルな船旅を叶えてくれます。


高速ジェット船
高速ジェット船の良さは、何といっても2時間ほどで島まで運んでくれること。船旅感も楽しみつつ、時間も短縮して気軽に利用することができます。一定のスピードに達すると船体が浮き上がり、水中翼で航行するため波の影響も受けにくく、時速80kmでありながらほとんど揺れがなく快適!

今回は行き帰り共に高速ジェット船を利用しましたが、行きは大型客船、旅を思い切り堪能した後の帰りは高速ジェット船を利用して短時間で帰るのもおすすめ!



これから始まる冒険への期待値は竹芝埠頭を船が離れる瞬間から一気に上昇!今年受験生の3人。乗船ギリギリまで勉強して、あとは日常を忘れて2日間の島旅に没頭!高校最後の最高の思い出づくりの始まりです!

旅を楽しむためのポイント
□乗船前に酔い止め薬を飲んでおこう!
□天候によって状況が変わるので、東海汽船のホームページの「運航状況」で乗船当日の最新情報を必ずチェックしておこう!


1日目大島めぐり

都心から約120km南、東京から1時間45分ほどで訪れることのできる伊豆諸島最大の島・大島。人口は約7,700人。富士箱根伊豆国立公園に属し、島の中央にそびえる標高758mの三原山は、現在も火山活動を続けています。海と山の自然に囲まれた魅力を探索します。


9:30 元町港着

※客船の発着はその日の気象状況よって元町港/岡田港が変わります。

10:00 みよし土産品店
まずは元町港近くのみよし土産品店さんで自転車を借ります (ここで荷物も預けられます!)




海の景色を見下ろしながら、自転車を走らせます。山と海、そして自転車!完全にジブリの世界です!

伊豆大島火山博物館

三原山をはじめとする世界の火山について、展示やシュミレータカプセルによる地底探索などで楽しく学べる博物館。

11:00地層切断面(通称バームクーヘン)

島の南西部の沿岸を走っていくと、突如、高さ約24m、長さ630mの地層断面が現れます。これらは過去約1万8000年間に繰り返し起こった大噴火の噴出物が降り積もってできた地層。昭和28年に大島一周道路の建設工事中に偶然発見され、大島の火山噴火の歴史を辿ることができる貴重な資料となっています。

12:30 昼食 寿し光
大島の地魚や伊豆諸島近海の新鮮な海の幸が楽しめる海鮮茶屋。ここで「島丼」と「あしたばの天ぷら」をいただきました!

13:30 大島観光協会

地元・大島高校のメンバーと合流!ここからは一緒にサンセットパームラインを巡ります!

サンセットパームライン
島の北西部の海岸を望みながら、野田浜に向けて自転車を走らせます。

海風が本当に気持ちいい!途中、寄り道しながら写真撮影。どこで撮っても“映え”すぎます!

14:30 赤禿(あかっぱげ)

島の北西部は割れ目噴火の溶岩流が埋め立てた平坦地。ここ赤禿は、約3,400年前、勢いよく吹き上がったマグマのしぶきが降り積もってできた「スコリア丘」。吹き出して高温のうちに空気に触れるため、中の鉄分が酸化して赤さび色になるんだそうです。

15:00 野田浜 バディーズ・ベル

観光客のカップルにも人気のフォトスポットとなっているバディーズ・ベル。波立つ海と青い空、ベルが織りなす光景がエモすぎる!

15:30 ぶらっとハウス

帰り道、大島高校生の案内でアイスを食べに立ち寄った「ぶらっとハウス」。大島牛乳で作った濃厚なソフトクリームや大島牛乳と旬の野菜や果物を使ったジェラートなどが楽しめる他、地元の野菜なども販売されています。

16:30 みよし土産品店
自転車を返却して、周辺のお土産物屋さんを楽しんだ後、大島高校のみんなと お別れ。また明日!

お土産探しも旅の醍醐味
大島は酪農が盛んで、大島牛乳を使った牛乳煎餅は有名なお土産品のひとつ。始まりは、大正初期に、来島する皇太子殿下のために「甘晴堂」の主人が試行錯誤して作られたのだとか。大島産の牛乳・卵・バターといった素材にこだわり、焼き上げたお菓子。以来大島を代表する銘菓に。お店ごとの味やパッケージも楽しめます。お土産はぜひ島の物語とともに持ち帰って、家族や友だちに話してみてください!

18:00 湯の宿くるみや

今夜の宿に帰って夕飯をいただきます!


夜空を見上げると、満点の星空。肉眼でも飲み込まれそうになるくらいの星を見ることができました!


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