PR事業を中心にスポーツ選手のマネジメントからプロモーション事業…
人気店「bills」を日本で展開させたことでも知られる株式会社サニーサイドアップの次原社長にインタビュー!
どんな会社か教えてください
PRという職種なのですが、世の中にまだ知られていないモノやヒトやコトの魅力を伝えるという仕事をしています。どうやったら知られていないモノが、世の中の話題になるのか、どうやったらみんながSNSで上げたくなるのかを考えたり、イベントを作ったり、そんなネタを考えて作っていくのが私たちの仕事。時代と共に伝え方は変化していますが、世の中に伝える仕事ということには変わりありません。
仕事の始まりは高校生だったってホントですか!?
私はこの会社を17歳の時にスタートしました。両親が離婚していたんですが、母親がとにかくすごくぶっ飛んだ人で(笑)。勤めていたPR会社を辞めて、小さなワンルームを拠点に独立したんだけど、人を雇うお金がないでしょ。そこで目の前にいた高校2年生の私と同級生の親友を巻き込んだの。ニュースリリースを折って封筒に入れさせたり、そのリリースを持って編集部に売り込みに行かせたり(笑)。でも、自分たちが関わったことが新聞の記事になったり、自分が考えた企画がテレビで取り上げられたりしてくると、社会に参加している実感がすごくして、仕事に夢中になっていったの。若い頃の夢は何でしたか?って聞かれるのだけれど、高校3年生の頃には、夢なんか考える暇もないくらいに、毎日が忙しくて、毎日が楽しくて。母はその後しばらくすると、会社と子どもを置いて香港にお嫁に行っちゃった(笑)。だから私は二十歳そこそこの頃から、高校時代の親友と一緒に今に至るまで会社を続けてきました。
社長はどんな高校生でしたか?
(創業当初から一緒に会社を支えて来られた親友・松本さん談)
高校時代も、今と変わりないですね! 15歳で出会った時は、クラスで一番目立っている人だなと思って、そのうちに学校で一番変わっているなと(笑)。自分が「良い」と思ったことは、既成概念に囚われずに行動するから、先生からも「悦子は高校の枠にはまっているような子じゃない」と言われていました。いまだに私が知っている人の中で一番変わっている人です(笑)
ユニークな会社の制度について教えてください!
会社が大きくなって社員メンバーも増えてきた時に、福利厚生として「32の制度」を作りました。例えば、独身社員が告白やプロポーズなどの「勝負日」に休暇を取れる「恋愛勝負休暇」制度や、社内で英語のプライベートレッスンを受けられる「英語ペラペラ」制度など。どこの会社にもある有給休暇だったりするんだけど、こう言うことで、みんな会社が楽しくなるんじゃないかなと思って。
PRのお仕事のやりがいは何ですか?
私たちは皆さんの生活を便利にするiPhoneのようなものは作れないけど、PRとノウハウを使って、人の気持ちを動かすことはできるんです。自分たちが仕掛けることで何かのブームを起こしたり、大きな経済効果を生んだり、世の中が動く瞬間を目の当たりにした時には、私たちの仕事って、これからだってAIには取って代われない仕事だなと思います。
社長の前向きさはどこから来るんですか!?
若い子には言いたいな。みんな人の目を気にし過ぎ。自分の人生の中では自分が主人公なの。自分が思うほど、人って自分のことは見ていないですから! そう思えたら前向きになれます!
- 次原社長にお聞きした
嫌なことを忘れること
もちろんこれまでには嫌なこともあったけど、長い仕事人生、私は振り返れば楽しいことしか思い出せない。仕事も人生も楽しんだ者勝ちだと思っています!
好奇心を持つこと
いつもいろんなことに興味を持って、絶えず世の中のいろんな情報が自分の中に入るようには心掛けています。ネットの情報だけではなくね。
自分ができないことを知ること
自分にしかできないこと、自分にはできないことがわかって、信頼できる人たちに自分ができないことを任せられるようになった時に、会社も成長できたのかも。
社長になるために必要な3つのこと
るりか(高3)・かな(高3)・りゅうや(高3)・りおん(高2)