コロナ禍で人との繋がりの大事さを改めて感じた昨年。これまでの世の中とはガラリと変わり、高校生は学校行事が次々と中止に… 。“さすらう”状況の中で明るい未来に向けた“前夜祭”として音楽イベント「さすらいの前夜祭~新生活篇~」が3月26日(金)に開催!Hakubiに続きイベント出演者へのインタビュー第2弾! 京都 KBSホールのワンマンライブを終えたばかりの夜の本気ダンスを直撃!
高校生がリクエスト…!?
ライブ見せてもらいました! 無歓声ながらもお客さんみんなが踊っていて、有観客で生のライブならではの一体感や空気感を味わえました。約1年ぶりに有観客ライブをされていかがでしたか?
米田 昨年、有観客のイベントには出ていたんですが、夜の本気ダンスだけを観に来たお客さんの前でライブをしたのは1年ぶりで、久しぶりに自分のホームに帰ってきた感じです。リハーサルでは(ライブの感覚を)思い出せてなかった部分があって、開場してお客さんが客席に入ってきて、ステージに上がって一音目を出した瞬間に“これがライブやな”“俺はこれを好きでやってるんやな”ってブワっと思い出した感じですね。
ライブを観ていてもその感じは伝わってきました! 3月26日には「さすらいの前夜祭~新生活篇~」が控えています。メンバーの中で“さすらい”という言葉が似合うのはどなたか教えてください。“せーの!”で指で指してください。「せーの!」(西田さん以外のメンバーは西田さんを指さして)
米田 西田、どこ指してるん?
西田 あぁ、みんなには見えてないんやな。
米田 コワいねん! そんなん一番コワがるタイプやのに。
皆さん、西田さんを選ばれたのはなぜですか?
マイケル いにしえ感あるから。
米田 いにしえのさすらいのサムライ(一同笑)
西田 平成生まれやねんけどな。
米田 わが道を行くのが“さすらい”ってイメージがあって、西田はリアルに歩行スピードがめっちゃ速い(一同笑)。一緒に移動する時もひとりだけ信号2個3個くらい先に行ってもうてて、(振り返って)“あれ?”みたいにしてるけど、お前が早いねん!
鈴鹿 機材車を停めてる場所を知らんのに先頭を歩くんですよ。
米田 みんなで梅田のTOWER RECORDSに行った時に西田を一回試してみようってなって、西田が先に行って関係ないビルの中に入って行って…。
西田 みんなと一秒の長さが違うから、速さも自ずと変わってくる。よく言えば“さすらい”、悪く言えば協調性がないってことですね(一同笑)
私たち『SMILE SMILE』が好きで、「さすらいの前夜祭~新生活篇~」で聴きたいんですけど、リクエストしてもいいですか?
米田 もちろん! やりましょう!
MCで高校生に応援メッセージを言っていただきたいです。
米田 みんなに向けてね。
お願いしてもいいですか?
米田 はい! もちろんです。
マイケル 応援得意やもんな!
鈴鹿 応援さしたら右に出るものはいないしな(笑)。全国の全国の高校生各自の家まで行くわ!(一同笑)
好きでも嫌いでもたくさんカルチャーに触れて欲しい
高校生のうちにしておいた方がいいことがあれば教えてください!
鈴鹿 高校時代はバンドするのも恥ずかしくてそのままズルズル過ごして、結局大学でギターを持ったりする人もいるかもしれんけど、それは早めに(ギターを)持ってた方が良かったなってなったりすると思う。自分は高校1年の時にバンドを始めたけど、やりたいと思った瞬間に始めるのはいいですよ。
バンドを始めたきっかけは?
鈴鹿 中学は野球部で、高校の野球部は坊主にしなあかんから嫌やなと思ってて。小学校の時に小太鼓を演奏して先生が褒めてくれたてことがずっと頭に残ってたので、太鼓をやろうと思ったんです。些細なきっかけなんやけど、そんな些細なものがあればそれが後押しになって、いろいろチャレンジするのもいいと思います。
マイケル 高3の時に体育祭の応援団とか学祭の出し物とか催し物全部出ようと思って出たんです。そのおかげで僕は一浪しちゃったんですけど、その時にやって良かったと思えることが多いんで、やりたいと思えることを探して見つけていろいろやって欲しいです。
音楽を始められたのはいつ頃ですか?
マイケル 高1の時に軽音楽部に入ったのをきっかけに音楽を始めました。軽音楽部に入ることがなかったらバンドマンになることもなかったですし、部活で人生変わりましたね。
部活もして学校行事も全部参加されたんですか?
マイケル うちの軽音楽部はめちゃめちゃ特殊で2年生の文化祭で引退だったんです。
米田 僕は今31歳なんですけど、高校生の頃に聴いてた音楽とか観てた映画とか十数年経った今でも大好きなんです。音楽に関しては今やってる音楽のルーツとなっている大きな割合を占めてます。高校生の時ってとにかく吸収力がすごいと思うんで、好きでも嫌いでもどっちでもとりあえず聴いてみたりとか、観てみたりしてたくさん触れる。そうすると自分の好きなものが浮き彫りになってくると思います。
高校時代によく聴いていた音楽とは?
米田 日本のアーティストだとASIAN KUNG-FU GENERATION。アジカンを知ったことで音楽に興味を持ち始めたので。今でも変わらずアジカン大好きで、ライブを観に行っても高校生の頃の気持ちのままで盛り上がれるんです。それって大切なものだと思うんで、皆さんにもそういったものを持っていただきたいと思います。
西田さんはいかがですか?
西田 何でもいいから一個打ち込めるものを見つけられたらいいなと思います。それは部活動かもしれないし、バンド、音楽かもしれないけど、それに打ち込むことでその道の憧れの人とか、こうはなりたいけど、こうはなりたくないとか価値観みたいなものが出てきて、最終的に将来自分が何をしたいかにつながると思う。今やりたいことが何もない人は、気になるものは一個ずつ手あたり次第触ってみるのがいいかなと思います。
最後にイベントへの意気込みをお聞かせください。
米田 今までこの組み合わせでイベントをやったことがないので、どんな化学反応が生まれるのか非常に楽しみです!
鈴鹿 「さすらいの前夜祭」をきっかけに、またいろんなライブハウスのシーンを作っていこうよみたいな、架け橋となるようなイベントになると感じています。
マイケル 「新生活篇」ということで4月から新生活を迎える方はもちろん、コロナ禍で外出もできなくてライブに来ること自体が普段と違う経験で、それもある意味新しい生活だと思うのでいろんな人に観に来てもらいたいです。
西田 コロナで行き場のなくなった気持ちをみんな抱えてると思うんですが、みんながこのイベントに“さすらいの魂”みたいなものを持って集まって、イベントで満たされて家に帰って、それぞれのやりたいことややるべきことに向かってもらえたらと思います。
さすらいの前夜祭~新生活篇~
- 日時:3/26(金)18:30開演(17:30開場)
- 会場:フェスティバルホール
- 出演アーティスト(五十音順):梅田サイファー、Novelbright、Hakubi、夜の本気ダンス
- ゲスト:見取り図 盛山晋太郎
- MC:大抜卓人(FM802 DJ)
- 料金:一般 ¥4,500 U-22・学割 ¥3,500(税込・全席指定)
- 主催:読売テレビ キョードーグループ
- 協力:ch FILES
- 協賛:エディオン KiU maxell