人気マンガ原作『プリンシパル』の実写版がいよいよ公開!
いくえみ綾先生のマンガと言えば、“いくえみ男子”と言われるほど、女子を虜にする主人公たちが魅力。
札幌の美しい景色を舞台に、黒島結菜さん・小瀧望さん・高杉真宙さん・川栄李奈さんが演じる高校生たちの真っ直ぐな恋愛模様は、観ていてきっと応援したくなるはず!
黒島さんと高杉さんに、撮影の裏側を聞いてみました!
原作を読んだ時の気持ちは?
高杉 はじめ原作を読んだ時、あまり少女マンガっぽくないなと思ったんです。僕の役の和央には、王子様というだけではなくて、その中に芯の強い男の子の面もあり、登場人物たちがみんな“人”らしく悩んでいて、そこにすごく惹かれました。僕はマンガが好きで、いくえみ先生のことも“いくえみ男子”にファンが多いということも知っていたので、はじめは“いやぁ、どうしよう”という気持ちでした。
黒島 私も東京から逃げてきたとか、新しい場所を探しているとか、ありそうでない設定で共感できる部分もあり、すごくリアリティがあるなと思いました。原作では、糸真ちゃんが吹き出し以外のところでもすごくしゃべっていたり、小動物っぽいんですよね。そこも表せたらいいなと思いましたが、最初は自信がなくて、主演が私でいいのかなという気持ちで、現場に入るまでは不安の方が大きかったです。
役と自分の共通点は?
高杉 共通点は多いと思います。僕自身、女の子と間違われてスカウトされたのですが、和央も女の子と間違われたりしていて、そういうキャラクターなのに芯が強いところは、僕も“もっと男っぽくなりたい”という願望があるので、似ているかなぁと思います。監督からは「もう少し“ゆるふわ”で」と言われたので、ふわっと部分は僕にはなかったのかな(笑)
黒島 共通点はそんなにないかな。私はあまりはっきり言わない性格なので、糸真ちゃんの、ちゃんと相手に「好き」って伝える部分はないかなと思います。でも、糸真が大学進学で「東京に行く」ことを前日ギリギリにみんなに言うところは、私も沖縄から東京に出る時に、クラスの友だちには誰にも言わずにパッと行ったので、似ていたかなと思います。
撮影現場の雰囲気は?
黒島 小瀧さん、高杉さん、私の3人は同い年なんですが、みんな人見知りで。年上の方とだと、向こうから話しかけてくださって、こちらも話すことができるんですが、同い年って逆に何を話していいかわからなくて(笑)
高杉 そう、サボっちゃいますよね。
黒島 結果、小瀧さんがカードゲームを買って来てくれて、みんなで空き時間にやったり。
高杉 あとは皆さんとごはんに行ったりして徐々に仲良くなっていきました。最近だいぶ治った方なんですけど、人見知りじゃないのって素晴らしいなと思います。
小瀧望さんの印象は?
黒島 やっぱりムードメーカーだなと思います。北海道で私たち4人とスタッフさんとごはんを食べに行った時も、面倒見が良くて、お兄さん感がありましたね。
高杉 小瀧くんがいなかったら、僕たちまとまっていなかったですね。あと、意外と寂しがり屋です(笑)
印象に残っている胸キュンシーンは?
黒島 映画を観るまでは、自分のお芝居を見てキュンとするのかな? と思っていたんですが、和央にマフラーを巻かれている自分を見て、キュンとしました(笑)。お芝居をしている時ってわからないのですが、完成した作品を観ると客観的に観ることができたのか、初めての感覚でした。
高杉 弦を糸真が後ろからハグするシーンは、やっとふたりがこれから動いていくのかなと思える場面ですよね。“がんばれ、ふたり!”と思いながら観ていました(笑)
胸キュンシーンの撮影の時はいつもよりドキドキしたりするんですか?
黒島 どうだろう…!? ちょっとソワソワするのかなぁ。
高杉 和央自身はあまりなかったですね。
黒島 和央はドキドキさせる方だもんね。
高杉 キャラクターによるかなとは思うんですが。僕自身のドキドキで言うと、ちょっと緊張はしますけど。でも、どのシーンも緊張はしています。
黒島 家の中のベンチに座って糸真の肩に和央がもたれかかるシーンがあるんですが、体勢が難しくて、もたれやすい角度を探していたら、動きがかたくなっちゃいました。
高杉 カットがかかったら、やりきった感が…(笑)
高校生に戻れるなら何がしたいですか?
黒島 私はダンス部に憧れていましたね。地元の高校に通っていた頃に、ダンス部ってやっぱり“ザ・青春”みたいな感じで。部活が終わってみんなで海に行って遊んでいる写真とかをSNSに上げているんです。それを見て、いいなぁと思っていました。
高杉 僕もほとんど学生らしいことをできていなくて、僕の中で一番楽しかった記憶って、友だちとずっとファミリーレストランで話していたことくらいで(笑)。クラスの中心の子たちからは離れてひっそり暮らしていたので、もう少しみんなでワイワイ何かハジけたことをしていても良かったのかな、と思います。
えりか(高2)・まさみ(高3)
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— ch FILES 関東版 (@chFILES) 2018年2月21日
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STORY 東京の女子校でハブになり、逃げるように父親が暮らす北海道・札幌へ転校してきた糸真(しま)。転校初日に出会ったのは、クールで上から目線だけど親友想いの弦と体が弱く心優しい和央、そして明るく声をかけてくれた晴歌。しかし校内の女子の間では、“弦と和央はみんなのもの”という暗黙のルールがあり、弦と和央と仲良くする糸真は、またハブの対象になってしまう…。
- 原作:「プリンシパル」いくえみ綾(集英社マーガレットコミックス刊)
- 監督:篠原哲雄
- 出演:黒島結菜、小瀧望(ジャニーズWEST)、高杉真宙、川栄李奈、他
- 配給:アニプレックス
©2018映画「プリンシパル」製作委員会 ©いくえみ綾/集英社
3.3(土)全国公開