そのビーチでは一生が一日で終わる。
バカンスを過ごすために訪れたビーチで、[時間]が異常なスピードで加速し身体が老いていく不可解な現象に見舞われる家族。謎を解かなければ脱出できない恐怖とサバイバルを描く映画『オールド』が8/27(金)に公開。
『シックス・センス』など、予測不能なストーリー展開で世界を震撼させてきた、“スリラーの鬼才”M.ナイト・シャマラン監督の作品ということで、今作もきっと驚くべき展開が待っているはず…。そこで、映画好きの高校生が予告映像を観て、考察にチャレンジしました!
美しいビーチに隠された秘密とは…?
みんなも一緒に考えてみて!
みんなも一緒に考えてみて!
まずは予告映像をチェック!
主人公一家がバカンスに訪れたビーチでは、死体が異常なスピードで腐敗し、子どもたちは急速に成長してしまう。そこではなんと、1日で老いて一生が終わるほどに時間が加速しているのだった…。
- まず気になるのが、時間が加速する理由。相対性理論では、時間の流れは一定ではなく、重力によって早さが変わるそうなので、それを利用した実験を行っていたり…?
- 流れてきた女性の死体はきれいなままだったから、時の流れが早くなっているのは砂浜だけで、海の中では普通なのかも。
先客はいつからビーチにいたんだろう?一家よりも早くからビーチにいて、時間の加速に気づかないのは不自然だし、なにか重要なことを知っていそう。
ビーチから出ようとすると、意識を失ってしまう。脱出するための方法はあるのだろうか?
- 逃さないという何者かの意思が働いているのでは?蜘蛛のカットは、蜘蛛の巣のように一度捉えられると逃げ出せないという暗喩だと考えると、ラストは誰も脱出できずバッドエンドかな。
- 砂のお城が崩れるシーンが印象的。蟻地獄のように砂時計の中に閉じ込められたような感覚。
ビーチにはホテルの備品や割れたサングラスとともに、たくさんのスマートフォンが落ちている。この意味深なカットはなにを暗示しているのか…?
- ・スマホが普及した10年の間にこのビーチにきた人が何人もいて、きっとその人達はみんな脱出できずに死んでしまったということだよね。
スマホがクローズアップされているのにも何か意味がありそう。SNS社会に対する問題提起が作品のテーマの一つだったりして。
予告編の中で2回出てくるセリフ。短い予告の中で繰り返されるということは、きっと重要なキーワードなはず。
- 一回目はビーチに向かう途中に言っているということは、お姉ちゃんはこのあとなにかが起こると知っているのでは…?
ビーチに残されていた、謎の記号が書かれた1枚の紙。そこに書かれている内容とは?そして書いたのは誰なのか?
- 紙やインクは古びていないし、ごく最近書かれたものみたいだけれど、なぜ記号を使っているのかな。だれかに監視されていて、核心にせまるメッセージを残したくても残せなかった?もしくはメッセージを書いたのは人間じゃない何か?
予告動画ラストのセリフ。導かれたということは、やはり誰かが何らかの目的を持って人々をビーチに引き入れているはず。
- 導かれた人たちに共通点はあるのかな?なにか法則があれば、導いた目的もわかりそうなんだけれど…。
「時間を忘れて楽しみましょ」や「ネットで見つけた」というセリフの時の表情が意味深そうだから、お母さんが怪しいなと予想!
果たして映画の結末は…?
映画好き高校生の考察はあたっているのか!?
真相は映画館でチェック!!
『オールド』
- 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ヴィッキー・クリープス、アレックス・ウルフ、トーマシン・マッケンジーほか
- 原案:「Sandcastle」(Pierre Oscar Lévy and Frederik Peeters)
- 監督・脚本:M.ナイト・シャマラン
- 製作:M.ナイト・シャマラン、マーク・ビエンストックほか
- 配給:東宝東和
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8月27日(金)よりミッドランドスクエア シネマほか全国ロードショー