首にかけたゴツイ鉄の鎖がトレードマーク! そしてスイーツ好きとしても有名なプロレスラー・真壁刀義選手に、真夏の最強決定戦「戦国炎舞-KIZNA-Presents G1 CLIMAX 28」のことやプロレスの魅力についてお伺いしました!
りこ(高1)・栞南(高3)
真壁選手が試合前に必ずやることとは?
プロレス初心者なのですが、ひとりでも楽しめますか?
プロレスって、リングの上で闘っているってことはわかると思うけど、初めての場合、どこが見どころなのかわからないと思うから、まずは会場で最後まで試合を観ることが大事。そして試合を観る前に、パンフレットやネットで出場選手がどんな人なのか勉強していくこと。それを元に顔を覚えてどんなことをやるんだろうって観たら面白いんじゃねぇかな。
試合前にやっているルーティーンはありますか?
リングシューズを左足から履いて、試合が終わったら最後に左足を脱ぐ。俺は元々柔道をやっていたんだけど、柔道の試合は最初に挨拶をすると左足から畳に入るんだよね。だからその癖がついてるんだわ。あとはスイーツの差し入れがたくさんあるから、それをすごい勢いで食べる! 新日本プロレスの若手たちは第1試合が終わると急いで着替えて最後の試合まで先輩選手たちのセコンドにつかないといけないから、食事をする暇がないんだよ。俺たちの時代は食わせてもらえなくて腹が減ってしようがなかったから、俺は後輩を呼んで「お前、このシュークリームすぐに食え」って言って食わせる(笑)。若いやつも一生懸命頑張ってるからさ。俺って良い先輩だろ?
はい、すごく優しいです!(笑)
一生懸命頑張ってるやつの努力を買ってやらなきゃいけないからな。俺のルーティーンは十字を切るとかではなく、もらったスイーツを後輩に食わせることだ!
プロレスの一番の魅力はどんなところだと思いますか?
100キロを超える体を鍛え上げたやつらがリングの上でぶつかり合うところだな。どっちかが痛い思いをするのはわかってるんだけど、勝ちたいから、倒れても俺たちは立ち上がる。その立ち上がる勇気をお客さんが見てすげえなって思ってくれたら嬉しいね。
反骨心を糧にプロレスラーの道へ
プロレスラーになろうと思ったきっかけを教えてください。
当時、俺は地区で一番偏差値の低い高校に通い、兄貴は地区で一番偏差値の高い高校に通っていて、頭の良い兄貴と頭の悪い弟ってすごく比較されてきたんだよ。両親は俺が高校卒業後は働くもんだと思ってたんだけど、このまま就職したらずっと兄貴と比べられるなと思って、1年だけ浪人させてもらって大学に行ったんだ。大学生になってサークルで学生プロレスってやつに入ったんだけど、自分の将来について考えた時、俺は人より1年遅れているから夢を見てみたいと思ったんだよな。その夢って何かなと思ったら、子どもの時から好きなプロレスだと思って、就職活動を一切やめて体育館の隅でトレーニングを続けて、新日本プロレスに入団したんだ。兄貴と比べられていたことがきっかけで、俺は反骨心で上がっていったのかもしれねぇな。
高校生の時にやっておいてよかったと思うことはありますか?
友だちとの思い出が多すぎる。高校時代の友だちと今も付き合ってるんだけど、同じ空間を共に生きてきたことはすごく大事で、その時の気持ちがその先まで続くんだよ。みんなも今が一番大事な時期だと思うから、友だちといろんなことをやってみな! 自分がやりたいと思ったことをやったら、あの時やって良かったなと思うからさ。
最後に「G1 CLIMAX」の見どころを教えてください!
プロレスは先に倒れたほうが負けで、最後まで立ち上がってたほうが勝ちっていうスポーツなんだけど、その中で騙し合いもあるんだ。正統派で勝つやつもいれば、ずるい勝ち方をするやつもいる。観客が「反則してるぞ!」と言ってもレフェリーに見えてないところだったら反則もありなわけ。理解するのが難しいスポーツかもしれないけど、でかい声を出して応援したらストレス発散になるだろ? 自分の応援してる選手が逆転勝ちしたらお客さんは嬉しくなるし、勝った選手も最高の気分になるから、最高の試合を俺たちは見せたいと思う。
提供:新日本プロレス
迫力のあるルックスと、スイーツへの情熱とのギャップでお茶の間でも人気が沸騰し、いまやバツグンの知名度を誇る新日本プロレスの看板レスラー。キャッチコピーは「暴走キングコング」「スイーツ真壁」。プロレスラーとしての人気の高さに加え、俳優、声優、イメージキャラクター、コラボ商品を次々発表するなど、マルチな活躍にも注目が集まっている。
戦国炎舞-KIZNA-Presents G1 CLIMAX 28
7/14(土)東京・大田区総合体育館
7/15(日)東京・大田区総合体育館
7/16(月)北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
7/19(木)東京・後楽園ホール
7/20(金)東京・後楽園ホール
7/21(土)東京・後楽園ホール
7/22(日)東京・エスフォルタアリーナ八王子
7/26(木)新潟・アオーレ長岡
7/27(金)静岡・アクトシティ浜松
7/28(土)愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
7/30(月)香川・高松市総合体育館・第1競技場
8/ 1(水)鹿児島・鹿児島アリーナ
8/ 2(木)福岡・福岡市民体育館
8/ 4(土)大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
8/ 5(日)大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
8/ 8(水)神奈川・横浜文化体育館
8/10(金)東京・日本武道館
8/11(土)東京・日本武道館
8/12(日)東京・日本武道館