山下幸輝に聞く、『モアナと伝説の海2』の魅力! イチ推しキャラクターはカカモラ!?

『アナと雪の女王』を超え、全米で映画史上歴代No.1の5日間オープニング記録を樹立する快挙を達成し、2024年の最後を飾るビッグウェーブとなる超特大ヒットを記録している。ディズニー最新作『モアナと伝説の海2』が、12月6日(金)より日本でも公開中! ディズニー史上最もスケールが大きく美しい“水”の映像表現が実現し、神秘的な海の世界観がさらにパワーアップ。続編となる本作では、“海に選ばれた少女”モアナが、神の呪いによって引き裂かれた世界を再びひとつにするため、仲間たちとともに壮大な航海に繰り出す…!

山下幸輝さんに、作品の魅力を語っていただきました。


海の映像が本当にきれい
この没入感は映画館で体感して

まずは『モアナと伝説の海2』をご覧になっていかがでしたか?

山下 リアルで壮大な海の映像に癒されました。色味も本当にきれいで、始まってすぐから“うわぁー!”ってなるほど、没入感がありました。これはぜひ映画館で観てほしいし、音も色も、目の表情まで繊細に感じてほしいです。きっと感じようと思って観なくても感じると思います! 出てくるキャラクターがみんなかわいくて、仲間とみんなで乗り越えようとする気持ちが全員に共通しているのがすごく気持ちよかったです。気づけば「頑張れ、頑張れ」って応援していて、すごく幸せな時間でした。観終わった後も僕はメンバーに伝えてあげたいと思ったし、きっと皆さんも癒やされたり、明日も頑張ろうと思えたりして、誰かに話したくなるんじゃないかなと思います。

前作ではマウイとヘイヘイと旅に出たモアナが、今作では島の仲間も一緒に冒険に漕ぎ出します。仲間との挑戦という部分では、今年グループ活動も始められた山下さんにぴったりだなと思いました。

山下 そうですね。秋からWILD BLUEのグループ活動が始まって“メンバー”という存在ができ、ゼロから自分たちの新しいものを作り上げていくというひとりでは味わえなかった感覚があります。目指すものが一致した時の“お、これだ!”みたいな感覚が僕もすごく気持ちよくて。11月に行なった<WILD BLUE DEBUT SHOWCASE[The First Light]>では、初めて僕たちのファンの方々と一緒に時間を過ごして一体感を経験することができて、このグルーヴ感をもっと大きなものにしたいなと思いました。

ひとりとはまったく違う感覚があるんですね。

山下 それは全然違いますね! 4人でお互いから受け合う影響は本当に刺激的で、自分にないものは取り入れたいし、僕からも何か受け取ってほしいし、それをファンの方にも伝えたいと思っています。僕たちにもこの先いろんな困難がきっとあるだろうし、映画は自分たちと重ねながらも、モアナがみんなで助け合って挑戦していくところは、先をゆく“先輩”という気持ちで観ていました。

もしこの船の冒険にWILD BLUEの5人で繰り出すなら、それぞれどんな役になりそうですか?

山下 まず、僕はモアナかな。先頭に立って地図を広げて「こっちに行く? あっちに行く?」「あっちは危ないからこっちに行こうか」とかみんなに聞いていく役! そして颯はマウイ! 僕的にはビジュアルも似ていると思うんです。

そんなこと言っちゃって大丈夫ですか!?(笑)

山下 大丈夫です(笑)。『Bubbles』をリリースした時に颯が髪の毛をクルクルにしたんですが、それがすごく似ています。それにわりとパワータイプなので、前に進むために僕たちに背中で見せる時もあるし、技術をもって押し上げてくれるところがぴったりですね。

モアナの相棒ですしね。

山下 そして直弥は料理人! ケレですね。長旅だから、美味しいごはんは大事ですよね。直弥は「最近自炊している」と言っていたので、こだわりの料理を作ってもらいたいです。優斗は船大工のロト。考えて動く頭脳タイプなところが似ていました。船を作って、壊れたらまた作ろうみたいに歌うところが優斗っぽいなと思いました。

最後に、陽向さんは?

山下 陽向は…ヘイヘイ(笑)。動きが読めないですね! 読めないところは僕ともかぶっているんですが、陽向は唐突な動きをし出すんです。ヘイヘイが歩いていて転けるように船から落ちていく動きとか、マスコットっぽいところがすごく似ています。

不安と向き合うモアナに、いろんな登場人物から背中を押すような言葉がありました。中でも印象的だったセリフはありましたか?

山下 マタンギが言っていた「もう終わりだと思ったところにほかの道がある」というような言葉が刺さりました。僕自身これまで俳優をしてきて、俳優ももちろん楽しいし、この先も続けていきたいと思っているけど、少し俯瞰して自分の人生を見て「ほかにもやってみたいことがあるんじゃないか」と自分の心に聞いた時に、アーティストだったりほかの道にも挑戦したいと思ったんです。この言葉はそうした自分にもリンクしました。それにマタンギが登場する場面の音楽は、昔僕がやっていたロックダンスというジャンルの曲調にも似ていて、思わず体が動きました!

山下さんが新しい道を進む時はどんな気持ちですか?

山下 不安かワクワクかで言うとワクワクのほうが大きいです。不安って、進む途中で感じていくものなのかなと思うんです。そんな時に支えてくれるのはやっぱり仲間だと思います。例えば「幸輝だったらできるよ」とか「一回やってみたら?」みたいな、仲間や友だちのなんでもないひと言でポンと背中を押されて一歩進むことができます。僕もそんな経験がたくさんあって、最近も、メンバー全員で週2、3回受けているダンスレッスンにたまに行けない時があって、初めて踊るダンススタイルに困惑してスランプになった時があったんです。その時に直弥に相談したら、「スランプは次に進むためのステップですよ」みたいなことをサラッと言ってくれて。スランプを感じられることも贅沢なんだなと思うことができました。


推しは“カカモラ”
サブキャラに惹かれるタイプ

ちなみに山下さんの推しキャラクターは誰ですか?

山下 カカモラです! みんなでダダン、ダダンって体を叩いて鳴らすのがかわいい! 仲間と離れてモアナと一緒に敵地に向かおうとするカカモラが船上のカカモラと目を合わせて、ダダンダダンってやり合う場面がすごくよかったです。すばしっこくて強くて、かわいい。無敵ですよね!

今作で、より愛おしさが増しますね。

山下 これはファンがめっちゃ増えると思います。僕はキャラクターだとドナルドダックとかチップとデールとか、メインではないキャラクターを好きになるタイプなんです。一生懸命踊っているチップとデールは愛おしくて目で追っちゃいますし、実写の恋愛映画などでも主人公が友だちとヒロインと三角関係になっているなら、僕は恋の実らない友だちを応援したくなっちゃいます。一緒にそばにいたいと思っちゃう。

山下さんっぽいです。改めて、山下さんが思うディズニー映画の魅力を教えてください。

山下 映画館で観た時に、音楽やサウンドに没入できますよね。歌で心情を表現するミュージカルは観ていてすごく気持ちいいし、彼らと一緒にいる感覚にさせてくれます。『ビヨンド 〜越えてゆこう〜』も一緒に歌いたくなっちゃいました(笑)。あとは、キャラクターがみんなポジティブなところです。僕は「大丈夫かな」と不安になったりどちらかと言うとネガティブなところがあるから、前向きな考え方のキャクターはめっちゃ好きだし、パワーをもらえます。あ、でもプアが怖がりなのは、かわいかったですね!

ヘアメイク:寺澤榛花(CONTINUE)、スタイリスト:ダヨシ


試写会の声を聞いてみました!

12月4日(水)大阪ステーションシティシネマで開催された『モアナと伝説の海2』大阪プレミア試写会では、マウイ役の尾上松也さんが登壇。マウイの新曲『できるさ!チーフー!』にちなんで「チーフー!」の掛け声のもと舞台挨拶は盛り上がりました。大阪プレミア試写会に参加したchスタッフの高校生の感想をご紹介します!

きわ(高2)

モアナに挑戦する勇気をもらえた

ひとつの道がダメになったとしても、そこで諦めず別の道を探す。もし別の道がないなら、自分で新たに道を切り開く。そんなモアナの姿勢がとてもかっこよかったです。挫けそうな時にはマウイの不器用ながらも愛のある励ましや仲間たちの支えがあり、それがモアナに大きな勇気を与えていたのがとても素敵でした。

さわ(高2)

敵キャラだったカカモラの秘密が…

大好きで何度も繰り返し観てきた『モアナと伝説の海』。待望の続編は想像を軽々と超えてくる素晴らしさで驚きました! 私が一番嬉しかったのは、カカモラたちの大変な過去がわかったこと。これを知った上で改めて前作が観たくなりました。歌が始まるごとに毎回鳥肌が立つほど、全部の歌が素晴らしかったです!

さら(高1)

キャラクターも映像もパワーアップ

一作目よりファニーなシーンが多くて、真面目な雰囲気の時もマウイやヘイヘイが楽しませてくれて、何度も声を出して笑いました。懐かしのキャラクターに加えて新しいキャラもたくさん出て大活躍。初登場のモアナの妹、シメアもとてもかわいかったです。私のお気に入りは前作よりも出番が多かったブタのプアです!

じゅりあ(高1)

モアナと仲間たちの団結力に感動

前作よりさらに逞しさが増しているモアナを観て、モアナも私たちと共に成長し続けているんだなと感動しました。モアナとの長旅にお供する仲間も増え、一致団結するために頭を悩ませるモアナのかわいらしい部分も見れて嬉しかったです。壮大で迫力のあるディズニー映画ならではの音楽が五感に染み渡りました!


読者プレゼント

『モアナと伝説の海2』
  • 監督:デイブ・デリック・ジュニア、ジェイソン・ハンド、デイナ・ルドゥー・ミラー
  • 音楽:アビゲイル・バーロウ, エミリー・ベアー, オペタイア・フォアイ, マーク・マンシーナ
  • 日本版声優:屋比久知奈(モアナ)、尾上松也(マウイ)、小関裕太(モニ)、鈴木梨央(ロト)、山路和弘(ケレ)、ソニン(マタンギ)
  • 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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