2021年、3ヶ月連続リリースで『Magic』『体温』『ハルの花』を配信してきた松尾太陽さん。伸びやかな歌声でリスナーを魅了する太陽さんが今、何を感じているのか? 歌に対する思い、そして今月のテーマ「やっぱり世界を見に行きたい!」についてもお聞きしました!
もっと自分の声で発信していきたい
2021年に入って3ヶ月連続リリース。一気に動き始めた感がありますが、今どんなことを感じておられますか?
松尾 去年の9月にソロデビューをしてからまだみんなの前でライブができていない状況ではあるんですが、2021年に入ってから、気持ちはいきなりすごく燃えているというか。超特急と並行して活動させていただいているので、どちらも疎かにはしたくないと思っているし、松尾太陽としても、もっと自分から発信して伝えていきたいなという気持ちが強くあります。
2021年に入って気持ちが加速している理由はありますか?
松尾 2020年ってひとりでいる状況が続いたこともあって、どうしていけばグループやソロが飛躍するきっかけが作れるかな、自分が本当にやりたいことって何やろう? ということをいろいろ考えさせられる年でもあったんです。ここまでしっかり立ち止まったことって実は今までなくて。2021年はそれを実行していきたいなという気持ちでいます。
3ヶ月連続のリリースは、ファンにとってはめちゃくちゃ嬉しい供給でした。
松尾 今回の3ヶ月連続リリースは、ファンの方々に楽しみを作ってあげられたら嬉しいなという気持ちと、僕自身もこれを楽しみに頑張れるなというのがありました。CDショップに行かないといけないというリスクもなくしたかったので、配信シングルという形態にして。
今、SNSでいろんなタカシさんの姿が見られることも嬉しいです。
松尾 SNSはやっぱり大きいなと思うので、YouTubeとTikTokとインスタグラムの3つをうまく使っていければなと思っています。インスタグラムは写真を付けるということにハードルがあって、自撮りばっかりになっているな、とか気にしちゃったりするので、TikTokなど気軽に上げられるツールもどんどん動かしていきたいですね!
レコーディング直前まで発音を追求
今月の特集は「やっぱり世界を見てみたい!」ということで、連続リリースの中でも全部英語詞の第1弾で配信された『Magic』についてお話を聞かせていただけますか?
松尾 英語はこの曲とは関係なく勉強していたので、まずは勉強していて良かったな、と思いました(笑)。さらに発音を追求するためにレコーディング当日にも確認させてもらって、不安はすべて払拭して、挑むことができました。
一瞬普通に海外の方が歌っていらっしゃるのかと思いました。
松尾 本当ですか!? 良かった〜(笑)。せっかく良い曲なので自分がその雰囲気を壊したくないという気持ちが強くあって。曲は何も悪くないのに、自分が可能性を潰しちゃう。それが僕としては本当に怖くて、嫌なんです。
その向き合い方、さすがです…。ご自身での発音の練習はどうやってされていたんですか?
松尾 日本人が話す英語と海外の方が話す英語って、聞こえ方が違うじゃないですか。そこをまずアルファベットで練習していきました。例えばAだったら「エー」じゃなくて「エィ」、Bだったら「バッ」「ビー」「ブッ」、Cは「シー」「カッ」とか。”Cause you…”は「コウズユー」でなく「カズユー」とか、一通りの単語をすべて分解して確認して、あとは家で歌詞を見ながらとにかくブツブツ言っていました(笑)
パフォーマンスのレベルの高さ
タカシさんが初めて行かれた海外はどこでしたか?
松尾 超特急の写真集の撮影でマレーシアに行った時ですね。30度を超える南国なんですが、僕は暑いのが好きなので、気候はめちゃくちゃ合っていました。これまで行ったのは、マレーシア、タイ、インドネシア、台湾、イギリス、オーストラリア、ロシア…。でもアメリカには行ったことがないんです。
海外へ行かれる時、荷物は多いタイプですか?
松尾 荷物はかなり少なくして行きます。タイに1週間行った時なんて、リュックサックひとつで行きました! Wi-Fiと充電器、変圧器くらいあれば大丈夫。あと歯ブラシセットくらいかな(笑)。洋服も基本的に2〜3着を着回したり、Tシャツは現地調達しています。お土産とか買うと帰りの荷物が多くなって、「キャリーバッグで来れば良かった」と毎回思うんですけど、絶対にキャリーは持って行かない(笑)
そうなんですね(笑)
松尾 あと、行く時は、飛行機に乗るだけなので、すぐに脱げるようにサンダルで行きます。服装も実質パジャマ、みたいな格好で(笑)。向こうに着いた時に靴を履き替えますね。
ちなみに国内旅行の場合、荷物はどうですか?
松尾 国内の場合は、意外と多いかもしれないです。ライブの時だと、吸入器を持って行ったりもするので。海外の場合はラクしたいという気持ちがあるのかも(笑)
海外で価値観が変わったなという経験はありますか?
松尾 写真集の撮影でイギリスに行った時に、仕事が少し早めに終わって、超特急のメンバー全員でソーホーで見かけたマイケル・ジャクソンのトリビュートライブに行ったんです。いろんなミュージシャンがマイケルの格好をしてパフォーマンスするんですが、とても雰囲気の良い劇場で、アーティストさんたちの歌唱力もパフォーマンス力もとても高くて。このクオリティのものを毎日、しかも1日2回も公演しているのか! エンタテインメントって底がないな、と衝撃を受けました。イギリスには2週間ほど滞在していたので、もう一度ひとりで観に行きましたね。本当にマジックでした。
本場のパフォーマンスって、レベルが高いんですね!
松尾 あと、これはイギリスに限ったことではないと思うのですが、地下鉄の駅とかいろんなところでストリートミュージシャンがいるんですよね。マイケルの『マン・イン・ザ・ミラー』をアコースティックギターを弾きながら歌っていた青年がいて、そのパフォーマンスにも感動しました。自分もこういう風になりたいなという思いが、今の自分につながっているところはあると思います。
吸収できることはたくさんある
何か思い出に残っている海外でのハプニングエピソードはありますか?
松尾 タイでは立て続けにハプニングが起きましたよ! 行く前にお仕事で撮影があったんですが、タイでお腹を壊してしまって、帰国後撮影に戻ったら、激痩せしすぎてつながらなかったということがありました(笑)。スチール写真の撮影も、「誰?」みたいな感じになっていて…。
大変(笑)
松尾 あと、夜飲み物とかお菓子が買いたくて、ホテルを出てコンビニに行ったんです。帰ってきてホテルの門からエントランスまでを歩いていたら、後ろから野犬に猛スピードで追いかけられて…。その時僕、サンダルに半ズボンの格好で、気付いたら右も左もすごい顔をした野犬に囲まれていて、咄嗟に次の撮影のこととか、保険って下りるんかなとか、いろいろ頭をめぐりました(笑)。ギリギリのところでホテルの従業員さんが気付いて「STOP!」という言葉で犬たちが走るのをやめたんです。どうやらホテルの番犬だったみたいで、夜はみんな出歩かないので、不審者だと思われたようです(笑)。でもタイは料理も美味しいし、好きですね。
無事で良かったです!!! タカシさん、留学って考えられたことありますか?
松尾 留学はしてみたいなとずっと思っています。
そうなんですか!?
松尾 はい。例えばアメリカはまだ行ったことがないので行ってみたいですし、ニューヨークはアーティストならきっとみんなが憧れる場所だし、ミュージカルを観たり、音楽に触れたり、僕も勉強しに行きたいなと思います。音楽でも映像作品でも、それぞれの場所の良さはあるので、本場を味わうということはやっぱり大切だなと思うから。語学に関しても、やっぱりできると強いなと思いますね。
タカシさんは学生のうちに海外に触れることについてどう思われますか?
松尾 素晴らしいことだと思います。海外でお仕事をするとか、何か夢があって留学を考えている方にとって、最初それを周りに言うのって勇気が要るじゃないですか。反対されることも心配だし、自分に対する不安もあるだろうし。でも言えずにずっと「行きたい行きたい」ってモヤモヤしていても、行かないとわからないこともありますよね。
人のことを表面的に見るのと同じで、「この人ってこういうイメージだよな、あまり性格よくなさそうだよな」と思っていても実際に会って話してみると、その人の印象ってまったく変わることがあるのと同じで、実際に行って自分で感じてみて、「違うな」と思えば、次にまたやりたいと思うことをすればいいと思います。海外って、行ってみるだけでも、直接吸収できることはたくさんあると思うから。
ありがとうございます。今はコロナで予定していた留学ができなくなったという話もたくさん聞きます。
松尾 そうですよね。今は留学が難しい状況だから、間接的に感じてみることでも得られるものはあるんじゃないかなと思います。
下記、プレゼントキャンペーンにもご参加ください!
Wチャンス! ch FILES全国版インスタグラム限定企画(@chfiles_japan)もスタート!
サイン入りチェキ(1名様)プレゼント応募受付中!記事の感想をお寄せください!
読者プレゼント
【プレゼント🎁】#松尾太陽 さんサイン入りチェキを1名様に✨
特集テーマ「やっぱり世界を見に行きたい」では、海外でのハプニング話🤫や留学ができなくなった高校生へメッセージを頂きました🇹🇭🇬🇧
【応募方法】5/19(水)締切
1️⃣@chFILES をフォロー
2️⃣ツイートをRT4/20より高校図書館で配布 pic.twitter.com/ZwDGvAEeKF
— ch FILES関東版 (@chFILES) April 20, 2021
※上記は関東版ですが、北海道版、東海版、関西版、九州版でも同時募集中です。
お近くのエリアのアカウントをフォロー&当該ツイートをRTしてご応募ください。