松尾太陽【第2弾】『掌』は毎週末夜行バスで東京に通っていた高校時代に車窓から見た景色

超特急のボーカル、タカシこと松尾太陽(たかし)さんが、9月2日にミニアルバム『うたうたい』でソロデビュー! 今話題のVaundyや大塚愛さんなど、豪華クリエイター陣とタッグを組み、幼少期より影響を受けてきたCity Popを聴かせる渾身の1枚。そんな太陽さんのパーソナリティーに、迫ります!

【第2弾】は、ミニアルバム『うたうたい』と松尾太陽を知るレーダーチャートについて。


超特急のメンバーも応援
自分らしく胸を張って活動したい

ソロデビュー、おめでとうございます! 決まった時の超特急のメンバーの皆さんの反応はいかがでしたか?

松尾  ありがとうございます! メンバーのみんなも喜んでくれて、SNSでも松尾太陽に関する投稿があれば反応してくれていました。「うたうたいch」という公式YouTubeでもアカペラ動画を上げているんですが、あいみょんさんの『裸の心』を歌うという時にタクヤが「個人的にすごく好きな曲だから楽しみにしてる」とLINEをくれたり、自分のインスタのアカウントでも上げてくれたり。とても嬉しかったです。

ソロ活動に向けて、今どんな思いでいらっしゃいますか?

松尾 すごく楽しみだなという気持ちもありますし、良い意味での緊張感もあります。これまでも単独ライブはしていたんですが、改めて作品が完成してこうして取材を受けたりする中で、日に日に実感が湧いてきている感じです。いつもなら取材部屋がメンバーで埋まって、テーブルの上にはホームパーティできるくらいお菓子があって、という感じですけど、今日はすごい静かだし(笑)。メンバーも応援してくれているので、自分らしく胸を張って活動できたらなと思っています。

ミニアルバム『うたうたい』、太陽さんらしさもあるし、新しい一面も見せていただいたなという感覚でした。ご自身では、いかがですか?

松尾 僕自身もその両方があるかなと思います。6曲それぞれ、楽曲提供をしていただく中で、自分の中で「提供してくださったアーティストさんの個性を50%、残り50%を自分の要素」にしようと決めて挑んだんです。1曲1曲強い個性を凝縮して詰め込んだので、通学の途中に聴いてもらえると嬉しいし、モチベーションを上げるための1枚にしてもらえると嬉しいです。

楽曲提供も大塚 愛さん、Vaundyさん、She Her Her Hersさん…と多彩ですよね!Vaundyさんの楽曲も新鮮でカッコ良かったです!

松尾 超特急だったら機会がなかっただろうなという方々から楽曲提供していただきました。Vaundyさんもシーハーズさんも、僕の中であまり想像ができていなかったんですが、良い意味で化学反応が出てすごく面白かったです。

Vaundyさんなんて、年下ですよね!

松尾 そうそう、ch読者の方の方が年が近いくらいですよね。自分より年下の方に楽曲提供していただいて自分が歌うって、とても新鮮な感覚がありました。皆さんには歌詞も刺さるんじゃないかなと思います。

松尾太陽

夜行バスで東京に通いながら
将来に不安を抱いていた高校時代

太陽さんが作詞もされている『掌(てのひら)』は、まさに太陽さんの高校時代を歌われたのかなって思いました。

松尾 そうですね。みんなも経験すると思うけど、気持ちがグラグラしたり、自分は歩いているつもりだけどちゃんと前に進めているのかなとか、この進路は自分に合っているのかな、本当にゴールがあるのかなとかいろいろ悩むと思うんです。この歌詞は当時のそういった気持ちを思い出しながら書きました。自分の進路や新しい環境って、結局自分で作り上げていかないといけない。でもそんな中で、少しでも支えになればいいなと思っています。

この歌詞は、東京に通われていた頃の夜行バスの景色ですか?

松尾 そう。僕は高校を卒業して東京に出てきたんですが、高校3年間は、ずっと週末夜行バスで東京に通っていました。平日は高校に通って、金曜日の夜、バスに乗って土曜日の朝に東京に着いて、リハーサルをして、日曜日にライブをして、また夜行バスに乗って大阪に帰って…。月曜日の朝は、間に合わないのでパーキングエリアで制服に着替えて学校に直行していました。

すごい…。どんな気持ちでその生活を送っていらっしゃったんですか?

松尾 当時は楽しいとか辛いとかいう気持ちじゃなくて、目の前にあることを一生懸命やるというスタンスでした。だから今その頃の記憶を振り返っても、とても早送りで流れちゃうんです。再生ボタンを押しているはずなのに。ただ、辛いという気持ちは不思議なくらいまったくなくて。それくらい毎日を必死に送っていたんだと思います。

学校との両立もありますもんね。

松尾 中間期末テストの時期は、夜行バスの中で勉強したり…。車内が暗くて字が見えないからカーテンの中に入って窓の外の光で照らしたり。まさに歌詞にあるとおり、午前3時とか、その時に窓越しに見ていた景色ですね。

高校生だからこそできてたって部分もありますか?

松尾 それはあると思います。ライブのことは記憶も鮮明なんです。僕にとっては毎週末、非現実感を味わえる部分もありました。この3年間があったから、自立するための準備ができたし、上京も決意できて、そこに迷いはなかったんだと思います。もし逆に今、毎週末大阪に行かなあかんってなったら、「1回考えさせて欲しい」って言うかもしれない(笑)

“松尾太陽”を知るレーダーチャート!
8つのテーマで松尾太陽を分析!

□体力 3
体力は…どうなんだろう? ライブの時は大丈夫なんですが、ほとんどスポーツをやってきていないので、「ふつう」くらいかな。

□真面目さ 5
これはみんなにも言われるし、自分でも自覚しているんですが、「5」だと思います。ド真面目です!(笑)

□負けず嫌い 5
これもMAXですね。他のメンバーもきっとそうだと思うけど、ここまで活動してこれたのも負けず嫌いだからという部分はあると思います。

□計画性 2
本来はめっちゃ計画するタイプなんです。でもとある雑誌の企画で「デートプラン」を考えるって時に、僕は時間びっちり予定を決めていたんですけど、メンバーから「それ、きっと嫌われるよ」って言われて。たしかにどんな時も、絶対に計画通りいかないので、それ以来、計画を立てるのはやめました。現在、計画性を下げるように矯正中です(笑)

では、高校時代の勉強はいかがでしたか?

松尾  高校時代の勉強に関しては、時間内に予定をびっちり決めてカレンダーに書いておいて、やらなかった場合自分の中で罪悪感が生まれるようにしていました。学校もそうだけど、仕事のリハーサルやフリーライブの集合時間とかって絶対に遅れるわけにはいかないじゃないですか。「忘れてた」では済まないというか。テスト勉強もそういう感覚に自分を追い込んでいました。

□行動力 5
行動力はめっちゃあります。例えば“あそこの店のラーメンが食べたい”と思ったら、絶対にその日行きますし、“明日は休みだから買い物に行こう”と思っていたら、次の日は必ず行きます。そこはもう、根底に計画性の高さがあるので(笑)

□コミュニケーション力 3
2回目以降からは普通に話せるようになるんですけど、人見知りで、初見は全然しゃべらないんです。しゃべりかけられたら返すんですけど、必要以上には話さない。はじめは、年上でも年下でも誰に対してもすごい気を使って、敬語を使っちゃいます。

□ロマンチスト 4
これも周りから言われることが多いんですが、正直何を決め手に言われているのかはわかりません(笑)。メンバーで他にいないからかな。

□恋愛の駆け引き 1
現実的に考えて、「1」ですね。恋愛に関しては、よくわからん!(笑)



松尾太陽

インタビュー第3弾は9/6(日) にUP予定です。
次は、「松尾太陽の“お金の使い方”」をお届けします。

お楽しみに!
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松尾太陽Takashi Matsuo

DISC INFO

debut mini album
『うたうたい』
¥2,300(tax out)
※9/2 on sale

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