どんなことに悩んできた?
高校時代、皆さんはどんなことに悩んでおられましたか?
西村 進路です! 私の家は親が厳しくて、あまり自分の好きなことができず、親に敷かれたレールに乗って生きてきたんですが、祖母も母も姉も保育士で、私も「保育士になりなさい」と言われていたんですが、高校生の時に保育園へボランティアに行った時に先生にいじめられて、嫌になってしまったんです。
そうだったんですか。
西村 そこから進路は自分が興味のあった美容師の道へ行きたいと考えるようになりました。ただ親からは美容の道に行くなら縁を切ると言われていてすごく悩んで…学校の先生に相談したら「親子の縁は絶対に切れないから、やりたいことをやった方がいい」と言われ、親にもう一度話したら「特待生で入れるなら行ってもいい」と言われたので、特待生で専門学校に入りました。
すごい…! 美容の道に興味を持たれたきっかけってあったんですか?
西村 高2の時に文化祭で友だちのヘアメイクをしてあげて、めっちゃ喜ばれたのがすごく嬉しかったんですよね。
大森 私は小さい頃からずっと芸能活動をしてきて、活動をしながら中学高校も通っていたので、学校との両立に悩んできました。出席日数がギリギリだったりテストの点数も良くなかったりして、卒業できるか危うかったんですが、提出物などを頑張って無事に卒業することができました。友だちや担任の先生も応援してくださっていたので、自慢できる生徒でありたいという気持ちで頑張りました。
松本 私も学校との両立が大変でした。普通の全日制の高校に通っていたので、中間テスト前日にお仕事があったり、行事にも出られなかったりして…でも周りの環境にすごく恵まれていて、マネージャーさんが少しでも授業に出られるように先生とコミュニケーションを取って調整してくださったりしていました。
皆さん良い先生との出会いがあったんですね。悩んだ時って誰かに相談されますか?
松本 私は先生や信頼できる友だちに相談していました。
大森 私は友だちの前では強がってしまってあまり弱音を吐けなかったので、自分の弱い面を見せられる家族に相談をしていました。今でも何かあれば母に相談しています。
西村 私は逆に親には相談せず、人生経験が豊富な年上の方や芸能の友だちなどに相談していました。
歩乃果さんは美容師からヘアメイク、そしてアイドルの道へ転向する時にどう決心されたんですか?
西村 もともと芸能には興味があったんですが、きっかけがなかったんですよね。当時は親への反発もあって、親との縁が切れてもいいやと思ったから飛び込めたところがありました。でも親も私のことを思って言ってくれていたので、実際に美容師になった時はめちゃくちゃ応援してくれて都内の美容室まで何度も来てくれたし、アイドルになった時もライブは全部観てくれていて、今はすごく良い関係になっています。
美容師からヘアメイクに転向した時はどんなきっかけがあったんですか?
西村 きっかけは貯金がなくなったことでした(笑)。美容師を始めた頃はけっこうあった貯金が、駅近の結構いい立地の部屋に住んでいたら残り少なくなってきてしまって…。ちょうどその頃、美容室を利用していたヘアスタイリストさんから「ヘアメイク一緒にやらない?」と誘われて、2日後には「やります!」と返事して会社に辞表を出しました(笑)。その決断力を認めてもらって、芸能のヘアメイクさんになることができて、今の道に近付くきっかけになりました。
決断力がすごいです…! これから社会に出る私たちに何かアドバイスをいただけますか?
西村 やりたいことがないからとりあえず大学に行くという子も多いと思うんですが、実際はやりたいことを「できない」と思って、自分で外してしまっているだけじゃないかなと思うんです。例えばYouTubeをやりたいと思っている高校生は多いと思うんですが、結局やらない子が9割だと思います。芸能の道に興味があっても「どうせ無理だしな」って視野に入れていなかったり。私にはそれをやる勇気があったのかなと思うし、みんなも何かのきっかけがあれば絶対できると思うんです。だからまずやりたいことを見つけて欲しいなと思います。私は憧れていたアーティストさんが「夢は口に出さないと叶わないぞ」とライブでおっしゃっているのを聞いて、口にするようにしました。恥ずかしいかもしれないけど、やりたいことや夢があるなら口に出した方が叶いやすくなると思います。
莉緒さんとももなさんには、高校生の中でも悩んでいる子の多い、“自分の個性や強みの見つけ方”についてアドバイスをいただきたいです!
大森 私も “個性って何? どうやったら出せるの?”とずっと悩んできたんですが、ラストアイドルに入って少しずつ出せるようになってきたのかなと思います。最初アイドルの道に入った時はまだ小学6年生くらいだったので、まだ自分の本性を出さず、猫をかぶっていたんですが、今は変顔もするし、ありのままの自分をさらけ出すようになれたのかなと思います。
西村 おーりおは食べることが好きなので、いつも食べ物の話をしていて、インスタも保存しているのは全部食べ物の投稿なんです(笑)。それを当たり前のように発信しているのが、おーりおの個性なんだろうなと思います。それで大食いの仕事がきたりしたもんね。
大森 そうなんです(笑)。自分ではそれが当たり前だったんですが、周りの方から言われて気付いた部分はありますね。
松本 私の場合は可愛いものが好きなので、SNSなどで可愛いお洋服などを発信したりしているうちに好きなお洋服のカタログのモデルをさせてもらえるようになったりしました。髪型もある時から衣装を着ている時は高めのツインテールの方が決まるなと思って高めに作るようにしたら、それがトレードマークになってきたり。1対1の総当たり戦でバトルをする時に衣装などすべて自分で考えるうちに自分をプロデュースする力がついてきたのかなと思います。
皆さん悩まれた時に、誰かからのアドバイスで印象に残っている言葉ってありますか?
西村 ヘアメイクを続けるかアイドルに挑戦するかで悩んでいた時に、アーティストの方から「ヘアメイクさんは40代でもいるし、何歳になってもできるから、今しかできないことをやった方がいいよ」と言っていただいたのが決めるきっかけになりました。
大森 私は小さい頃キッズモデルを始めた時もアイドルを始めた時も、母のアドバイスで始めたところがあって、自分の意思で何かを始めることがなかなかできなかったんですが、今後について悩んでいた時に母が「自分がやりたいことをやるのが一番いいよ」と言ってくれて、ラストアイドル活動終了後も私がやりたいことは芸能しかないので、芸能を続けていこうと思うことができました。
松本 私は元々秋元康さんのプロデュースするアイドルに憧れてオーディションを受けたので、神様のような存在で。2ndシングルのプロデューサーバトルの時に秋元康さんがプロデュースしてくださって直接お会いした時に、「夢は手を伸ばした1mm先にある」という言葉をいただいて、すごく胸に刺さって…今でもあの時もらった言葉のお陰で何でも頑張ることができています。
「悩んだ時、気持ちを切り替える方法」
大森莉緒
私は結構ポジティブで、小さい頃からあまり深くは落ち込まず、“何とかなるでしょう”とあまり引きずらないタイプなのですが、食べることが好きなので、好きなものや甘いものを食べて気持ちを上げることはあります(笑)
私はめっちゃ買い物して、めっちゃ歌って解消します。逆に失恋ソングとか大切な人が空にいっちゃったけど見守ってくれているというようなメッセージ性の強い悲しい曲を聴いて、思い切り泣いてデトックスしています。
西村歩乃果
松本ももな
私は、以前は気にしすぎてしまうところがあったんですが、案外自分が気になるだけで周りはあまり気にしていないのかなと思うようになってからは気持ちが楽になって、嫌なことがあっても“まぁいいや”と思えるようになりました。
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