「すごい」の一言で片付けちゃもったいない！ 高校生がシルク・ドゥ・ソレイユ日本最新作「キュリオス」の注目ポイントをレポート

好奇心に満ちた不思議の世界への扉が開く−。2014年の開幕以来、世界中で350万人以上の観客を魅了してきた珠玉のサーカス・エンターテインメント、「キュリオス」。これぞ、シルク30年の集大成！ 驚愕と好奇心が連続で襲ってくる、超エンターテインメント体験をchスタッフがレポート！！

会場セット
「キュリオス」は、「好奇心」「骨董品」という意味を持つ言葉。19世紀の産業革命の時代を彷彿とさせる舞台で、一気にキュリオスの世界に引き込まれます。

願いが叶う時間
舞台後方の時計が11:11になると、いよいよ公演がスタート！11:11は欧米で願いが叶う時間とされていて、「Make a wish!」とツイートしてお願いごとをするそう。

カオス・シンクロ1900(オープニング)
椅子を使ったパフォーマンスがとても良かったです。たくさんの人が出てきて、これから何が始まるんだろうって、ワクワクしました！思わず、楽しくてリズムに乗ってしまいます。

エアリアル・バイシクル
女の人が吊られた自転車の上でいろんな体勢になる演目。“これがシルク・ドゥ・ソレイユか！！”という感じで、トリハダが止まりませんでした。ここを見逃したら本当に損！

コントーション
電気うなぎに扮したアーティストさんたちが、「機械仕掛けの手」の上で人間ピラミッドを作り出す演目。本当に私と同じ人間なのか疑うくらいの柔軟性とバランス感覚で、無脊椎動物にしか見えないし、4人のアーティストさんの演技はまさにヨンコイチって感じ！すごすぎて“おーっ！”っていう声が勝手に出ていました（笑）。

アクロネット
ステージ全体に大きなネットが張られ、その上でアーティストさんが飛び跳ねながら、様々な技を披露。テーマパークにいるみたいに場内の空気がキラキラわくわくしたのは、その場にいた全員が演技に引き込まれたんだと思います！天井に当たっちゃうぐらい飛んでいてちょっと心配になったけど、あんなに高く飛べたら楽しんだろうなー。

エアリアル・ストラップ
2人のアーティストさんがリボンにぶら下がってアクロバット。シンクロした動きや交差する場面もあって相手を信じていなくちゃ出来ないことだなと感動しました。惚れちゃいそうなほど綺麗な肉体美にも注目です。

シアター・オブ・ハンズ
指だけで表現される帽子と靴を身につけたキャラクターが、熱気球に映し出されます。人間らしい動きをしていてすごく可愛いし、ダンスのところは本当に人が踊っているみたい。水の中のシーンはすごく神秘的で、他の演目のような派手さはないけれど、小ささを活かした演出やお客さんも巻き込んでのストーリー展開がおもしろい！