『交換ウソ日記』高橋文哉×桜田ひより|思い出に残る学生時代のお誕生日のお祝いは「フルコースの料理」「ケーキのサプライズ」

交換ウソ日記, 高橋文哉, 桜田ひより

学校イチのモテ男子・瀬戸山から届いた「好きだ!」と書かれた手紙。受け取った希美と瀬戸山の秘密の交換日記が始まるが、手紙は親友の江里乃宛のものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記でありながらも、希美は次第に瀬戸山の真っ直ぐな心にひかれ、切ない片想いが始まる…。現在公開中の映画『交換ウソ日記』主演の高橋文哉さんとヒロインの桜田ひよりさんにお話を伺いました!

今の時代だからこそ手書きの
交換日記をしてみて欲しい

映画、終始キュンキュンしっぱなしでした! 同世代の共演者との撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

高橋 学校でしたよね。

桜田 学校でした、本当に。ごはんも一緒に食べて、撮影も教室で一緒に過ごして。親友役の茅島みずきちゃんと齊藤なぎさちゃんと3人でいるシーンも多かったので、休み時間やごはんを食べている時は常に3人でいて、お昼ごはんの1〜2時間前から「今日のお弁当何だろうね」という話が始まって、昨日はこんなおかずだったから今日はこれかな、みたいな話をしてました(笑)

それぞれの役で共感できるポイントを教えてください。

高橋 圧倒的にモテる素質を集めた瀬戸山の人間性は、演じていても気持ちよかったですし、それに対して浮かれることなく自分の立ち位置を理解している瀬戸山が好きだなと思いました。瀬戸山は自分の好きなものを相手にしっかりと伝えて自分なりの信念を持っていて、僕自身も好きなものは共有したいタイプなので、そこは近い部分があるのかなと思いました。

桜田 私も希美ちゃんと同じで誰かが話しているのを「うん、うん」って一緒になって聞いている空気感が好きですし、思ったことをパッと言うのではなく一度自分の中で考えてから意見を出すところは、私も誰かに相談をされた時はその人に合った言葉を選びたいなという気持ちがあるので、すごく似ているなと思いました。

おふたりは瀬戸山くんみたいに、好きな人にはストレートに「好き」って伝えられますか?

高橋 僕は伝えられるかどうかは置いておいて、しっかり伝えたいとは思うタイプです。

桜田 私は言えないので待つ派だと思います(笑)

高校生活を演じていて、楽しかったシーンなどはありますか?

高橋 球技大会のシーンはシンプルに楽しかったですし、サッカーの授業のシーンは、待ち時間にクラスメイト役の皆さんと距離を近づけるためにも「一回試合しようぜ」って本当に試合をしてみたりしたんです。作品と共に人間関係に向き合えるところもすごく楽しかったです。

桜田 遊園地のシーンがすごく楽しかったです。私は初めて富士急ハイランドに行ったんですが、こんなに楽しいんだと思って。富士急に着いた瞬間からみんな「ヤバい! 撮影で富士急に来た!」みたいな感じだったので、めちゃくちゃ楽しんでいる雰囲気や表情が映像にも映し出されているんじゃないかなと思います。

交換日記の字は、おふたりが実際に手書きされたそうですが、手書きの文字の良さって感じられましたか?

高橋 僕の場合は桜田さんが先に書いた文字を見ながら書くことができたので、希美はこんな感じで来るのかというのを見た上で、瀬戸山としてこんな字体にしたいなとか、こんな風に字から伝わる印象があればいいなというのを考えて書きました。同じ文字でも気持ちによって受ける印象は変わったりすると思うので、お芝居という垣根を越えて、字でも感情が表現できるように意識しました。

桜田 交換日記って、渡したら「送信取り消し」ってできないじゃないですか。ノートが返ってくるまで相手がどんな返事をしてくるかわからないし、自分が何を書いたかも忘れちゃうこともあって、待っている間のドキドキみたいな緊張感があって。1日1日積み重ねていくものだったり、自分の言葉に責任を持つようになることだったり、一言ひとことの重みも違うし、改めてやっぱり文字って大事なんだなと感じました。今の時代だからこそ、皆さんに交換日記をしてみて欲しいですね!

実際に交換日記をしたことはありますか?

高橋 僕はなかったですね。

桜田 私は小学3年生くらいの時に、3〜4人くらいの女の子のグループで始めて、わざわざノートも買いに行ったんですが、2周くらいで終わっちゃいました(笑)

高橋 どんなことを書いてたの?

桜田 何か買ったものの話とか、気になる男の子の話を書いてみんなでアドバイスをし合ってました。とは言っても、2周しかしてないんですけど。私たちの世代は交換日記よりプロフィール帳が上回ってきたので、プロフ帳に変わったんですよね。



▶どれだけキュンとさせられるかを
スタッフ陣と本気で考えた