TikTokで「魔法の絨毯」が大ブレーク、TV・ラジオ・雑誌からも引っ張りだことなり、その人柄も含め全国にファンを増やしている川崎鷹也さんのファーストアルバム『I believe in you』が遂に全国発売!楽曲に込められた想いや夢を追いかける高校生に向けたアドバイスなどをお聞きしました。
川崎さんの周りの人たちへの想いが詰まったファーストアルバム
『I believe in you』の全国発売おめでとうございます。まずは、今作についてお聞きしていきたいのですが、ジャケットの写真に写っているのは川崎さんですか?
川崎 僕です。そして写真を撮ったのは妻です。今まで培ってきた僕のイメージを脱ぎ捨てるという意味を込めて、ネクタイを外すポーズにしました。
「Luv Letter」は途中でセリフが入っていて驚きました。
川崎 あれ、市原隼人さんのモノマネなんです。妻と付き合う前、よくふざけてモノマネをしていて。この曲は妻に告白した頃に書いた曲なので、そんなふたりの思い出を入れ込みたいなと思ったんです。
はじめてこの曲を聴いたときの奥さんの反応はいかがでしたか?
川崎 とても喜んでいました。実はこの曲はふたりの中で留めておくつもりだったのですが、せっかくならこの温かい気持ちをたくさんに届けたほうがいいんじゃないかと妻が言ってくれたので、リリースすることにしました。
「魔法の絨毯」はなぜ題材にアラジンを選んだのでしょうか?
川崎 妻が劇団四季の「アラジン」が大好きで、一緒に観に行ったんです。当時は貯金もなく、どうすればこの人を幸せにできるかな、守っていけるかなとずっと考えていました。そんな僕の想いとお金持ちでも王子様でもないアラジンのジャスミンを思う気持ちが重なっているような気がして。それがきっかけですね。
「幸せあれ」を聴いて、誰かの幸せを願うことって素敵だなと改めて感じました。川崎さんにとっての「幸せ」とはなんですか?
川崎 僕が幸せを感じるのは妻や家族、友だちが笑っている瞬間なんですよね。人を幸せにする言葉を送ったら、自分を幸せにしてくれる言葉が返ってくる。だからこそ近くにいる人の幸せが僕にとっての幸せなんです。
「君の為のキミノウタ」は歌詞がまるで会話のようですが、川崎さんは歌うとき、誰に届けたいと思って歌っていますか?
川崎 場面によって違いますが、基本的に妻に向けて歌詞を書いているので、妻ですね。僕は聴いてくれている人全員にわかって欲しいとは思っていなくて。でも、そんな僕の曲をいいなと感じてもらえているので、この曲の作り方は間違っていないと思っています。
「大切な人」も奥さんをイメージして作られた曲ですか?
川崎 この曲は妻ではなく、“冬の夜に海にいるカップル”を想像して作りました。出会いがあればもちろん別れもあります。でもやっぱり別れって悲しいことですよね。せっかく結ばれたんだから、ずっと離れないでいてほしくて。そしてそれはお客さんと僕の関係にも同じことが言えて。今応援してくれている人たちが5年後10年後も応援してくれている保証はないですが、飽きられないように心に響く曲を作っていきたいなと思います。だからカップルの曲でありながら、僕とファンの皆さんとの関係の曲でもあります。
「拝啓、ひまわり」はどんなことを考えながら書かれましたか?
川崎 これはお母さんに向けた曲です。手紙って筆跡に想いが乗るじゃないですか。それはSNSが発達した今の時代でも大切なことだなと思っています。僕も男の子なので、お母さんに向けて「ありがとう」と素直に言えないのですが、ミュージシャンとして歌にすることはできる。だからお母さんの好きなひまわりの花束とともに、この曲を贈れたらなと。
曲を作ろうと思うのはどんなときですか?
川崎 感情が動いた瞬間ですね。でも、感情が振り切りすぎてしまうと曲にならなくて。例えば「きのこハンバーグ」は、食べた瞬間は「美味しい!」という感情だけですが、寝る前に「今日のハンバーグ美味しかったな」って思い返したとき、一緒に何気ない日常の幸せを感じてできた曲です。
曲作りって難しそうなイメージですが、高校生でもチャレンジできる方法はありますか?
川崎 鼻歌を歌ってみて、後からそこに言葉を入れてみたり、好きなアーティストさんの曲のギターパートを弾きながらメロディーだけ自分の好きなものに変えれば、それだけでもうオリジナル曲です!
最近は音楽番組にも出演されていますが、テレビで歌うのとライブで歌うのとでは違いはありますか?
川崎 テレビではカメラに向かって歌うので、なかなかライブのようなパフォーマンスはできないですね。でも、いろいろな理由でライブ会場に来られない方たちに画面を通してお伝えできることがあると思っています。
川崎さんがミュージシャンを目指すようになったのはいつからですか?
川崎 高校3年生のときに文化祭ではじめて人前で歌って、そのあとですね。ちなみにそのとき一緒にステージに立ったのが今のマネージャーなんですよ。マネージャーとは高校3年間同じクラスで、放課後はお互いの夢を語り合ったりもしていました。
その夢を叶えるためにどんなことをしましたか?
川崎 当時はTikTokもなかったし、YouTubeもまだHIKAKINさんやはじめしゃちょーさんが活動を始めたころだったので、とりあえずステージに立って、オーディションもたくさん受けました。今は手軽に音楽を聴けて気軽にシェアできるようになったので、ミュージシャンにとってチャンスが増えたし、聴いてくれる人との距離も縮まりましたよね。夢のような時代になったと思います。
今後の夢やチャレンジしたいことはなんですか?
川崎 日本最大級の音楽フェスにアコースティックギター1本で出演して、そこにいる何万人もの人を魅了することです。
最後に夢を追いかけている高校生に向けてアドバイスをお願いします。
川崎 やりたいことを仕事にするのはとても厳しいことです。与えられたことをこなすだけではダメで、なにをすべきなのかを自分で考えなくてはいけない。だから、たくさんの人と会話をして、学んで、成長し続けたいという向上心を持ってください。いろんな人の想いや考え方を知り、スポンジのように吸収してください。常に刺激を受け続けることでモチベーションの維持にも繋がりますよ。
読者プレゼント
【プレゼント🎁】
ファーストアルバム『I believe in you』が5/26(水)に遂に全国発売となる川崎鷹也さん。
ミュージシャンを目指したきっかけは高校の文化祭だったそう🎤サイン入りチェキを1名様に✨
【応募方法】6/19(土)締切
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5/20より高校図書館で配布 pic.twitter.com/WdV6HD0Gb9— ch FILES東海版 (@chFILES_tokai) May 20, 2021
DISC INFO
1st Album『I believe in you』 CD VICL-65503 / ¥2,273(tax out) 5/26 on sale |
LIVE INFO
SAKAE SP-RING 2021
・6月25日(土)