音楽を始めた20歳からの3年間で作り出した、全19曲を収録した1st Album『凡才』を5月にリリースしたimaseさん。この日は大阪・難波に6月にオープンしたばかりの大阪らしいユニークなコンセプトが満載のホテル「キャプション by Hyatt なんば 大阪」を体験していただきました。
地元との架け橋になる新しいホテル
「キャプション by Hyatt なんば 大阪」は、地元の人も旅人も、大阪にどっぷり浸かりながら自分をアップデートする新しいカタチのホテル。
このホテルにはいわゆるロビーはなく、“トークショップ” と呼ばれる居心地の良いコミュニティスペースが広がり、大阪ならではのオモロイもん、うまいもんが楽しめます。
入り口すぐにドーンと現れる雲のオブジェ。
オブジェ下の雲型のテーブルには気になる本が並んでいます。ここではワークショップなどが行われ、偶然出会った人と友だちになるきっかけが生まれることも。
トークショップには約100席の座席があり、そのほとんどにコンセントが完備。Wi-Fi利用も可能で、高校生もテスト前の勉強スペースに使えば集中力が高まりそうです。
カフェ以上に作業に向いた空間
キャプション by Hyattをトークショップから客室までぐるりとご覧になって、いかがでしたか?
imase 1階のトークショップは、地元の方でもふらっと入りやすいのがいいですよね。こんなにコンセントも完備されていてドリンクがおいしい場所、僕は他に見たことがないです(笑)。学生の方はもちろん、僕みたいな音楽の仕事をしている方も作業がしやすいと思うので、クリエイターにも向いている場所だと思いました。
もしこのトークショップでimaseさんが作曲するなら、どんな曲を作られますか?
imase カフェのイメージで、ジャジーでちょっとおしゃれな曲とかを作るんじゃないかなと思います。僕の場合は作る曲はあまり環境には左右されなくて、岐阜の田舎に住んでいた時でも作る曲は都会をイメージしたものもありましたし、家で制作していても気分転換のために場所を変えたり、制作の合間にカフェに行って息抜きをしたりすることもあります。
高校生だとカフェ代わりにテスト勉強する場所としても使えそうですよね。
imase 高校生の勉強の場合だと、周りに少し雑音がある方が集中力が続いたりしますよね。この空間、とても魅力的です! 充電できますし、ドリンクもとてもおいしいですし!
雑穀と豆類のグレインボウル ¥900(tax in)、キャラメルラテ ¥750(tax in)
かなりドリンク推しですね! このトークショップで『凡才』に収録されている楽曲でライブをするなら、どんな構成にされますか?
imase 普段はバンドセットでライブすることが多いのですが、このトークショップだったら空間の雰囲気に合わせてアコースティックライブがいいのかなと思います。雲のオブジェは雨や稲光の演出もできるので、ライティングで演出しながら構成すると面白そうですし、昼と夜で空間の雰囲気が変わるのもいいなと思います。
館内にはあらゆるところに大阪弁のメッセージがありまますが、imaseさんの大阪の思い出は何かありますか?
imase 学生の頃は友だちとアメ村の古着屋さんに来たり、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにもよく遊びに来ていました。キャプション by Hyattは館内に溢れる大阪弁のメッセージもイラストのアイコンでお客さんにわかりやすく案内する仕掛けも面白いですし、客室には廃棄衣類をアップサイクルしたテーブルや海洋プラスチックをリサイクルしたソファなど環境に配慮したアイテムが使われているのも今の時代にぴったりだなと思いました。どのお部屋もかわいらしくて泊まりたくなりました。
imaseさんがホテルに泊まる時のこだわりはありますか?
imase 特に強いこだわりはないのですが、部屋に入ると、一回モードを切り替えるために結構早めにお風呂に入ることが多いです。
6月からはアジアツアーも始まります。海外に行く場合だと準備する荷物が違ったりしますか?
imase 海外は充電をするにも変換プラグが必要だったりするので、そうした必需品は持って行くようにしています。あとはシャンプーやリンス、歯ブラシも慣れているものがいいので、自分で持って行きます。
アルバム『凡才』の応募特典の「imaseのようにもう忘れないパスポートカバー」もかわいいです。
imase このパスポートカバーを着けて、またパスポート忘れたら面白いですけどね(笑)
どうすれば多くの人に聴いてもらえるかを考えてきた
1st Album『凡才』には、この3年間で制作された19曲が詰まっていますが、完成して今どんな気持ちですか?
imase これまでデジタルのみで音源配信をしてきましたが、物として残るってすごく素敵なことだなと思いますし、僕はあまりCDは通ってこなかったのですが、CDで聴くとより音楽に没入できて空間を楽しめるのかなと思うので、僕の楽曲をきっかけにCDを聴くきっかけになるとうれしいです。曲順は曲数が多いのでライブのセットリストをイメージして、全体を通して聴いた時に飽きにくいように考えました。
ジャケ写などのアートワークについてのこだわりはいかがですか?
imase タイトルの『凡才』は、3年前に音楽を始めて当時キーボードもギターも弾けなかった “凡才” な自分が、どうしたらたくさんの方々に聴いていただけるのかなと思いながら作った楽曲が集まったアルバムだということと、国内外問わず聴いていただきたいという思いで、海外でも人気のある日本の “盆栽” をかけてつけました。そこで、アートワークでも盆栽を表現できるようにお願いして、形態ごとに松のイラストなどで、その意図を感じていただけるように作っていただきました。
高校生には『凡才』をどう聴いてほしいなどありますか?
imase 僕はコロナ禍から作品を作り始めました。ステイホーム中に僕が作ってきた楽曲で聴きなじみのある曲もあるかもしれないので、このアルバムを聴いて懐かしい気持ちになってもらえたらうれしいです。
imaseさんの高校時代はどんな感じでしたか?
imase 高校時代は最高に青春でした。クラスもとても仲良くて、みんなでワイワイしていて、部活のサッカーも楽しかったですし、焼肉屋さんでのアルバイトも楽しかったです。その頃は自分で音楽を作るということはしていなかったのですが、音楽を聴くことは当時から好きでした。
3年前の初期の頃から今と変わらないimaseさんらしさが確立していますが、音楽を始める前からご自身の世界観のようなものがあったのでしょうか。
imase 世界観と言っても意図的に積み上げてきたものではないのですが、ひとつは幼少期に両親の影響で聴いていた歌謡曲が、僕のメロディにすごく活きているのかなとは思っています。昔から好きでよく歌ってきたユーミン(松任谷由実)さんや松田聖子さんなどの歌謡曲と、一方で音楽制作をするにあたって聴き始めた洋楽がハイブリッドしたトラックがimaseっぽくなっているのかなと思います。
音楽面以外でもimaseさんらしさって何かありますか?
imase 僕のキャラクター的にはポップでカジュアルな感じなのかなと思うので、ファッションでもポップさが際立つものやきれいめのカジュアルなファッションを着たりしています。
imaseさんが考える
「夢を掴むために大切なチカラは?」
『とりあえずなんでもやってみるチカラ』
imase
ルビーチョコレート ¥850(tax in)
読者プレゼント
【プレゼント🎁】#imase さん
チェキ1名様に✨関西版では、imaseさんに6月オープンの注目のホテル、キャプション by Hyatt なんば 大阪を体験していただきました!
【応募方法】7/19(金)締切
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2️⃣本投稿をリポスト6/20より高校図書館で順次配布#imase凡才🪴 pic.twitter.com/LxeLkeNPIh
— ch FILES関西版 (@ch_kansai) June 21, 2024
住所:542-0073 大阪市中央区日本橋2丁目7-5
アクセス:Osaka Metro「なんば駅」徒歩6分、Osaka Metro「日本橋駅」徒歩9分、南海電鉄「なんば駅」徒歩8分、JR「難波駅」徒歩9分