私たちの未来予想図vol.2 〜「若者が求める学びとは？」ワカモノスタディワークショップ〜

キヤノンマーケティングジャパン株式会社の企業内起業ichikaraLab(イチカララボ)とch FILESがともに未来について考える企画「私たちの未来予想図」。

第2回目は、ichikaraLabが若者層のライフスタイルや購買行動、トレンド分析を通して未来につながるヒントを探る活動「ワカモノスタディ」に、chスタッフOG(大学生・専門学生)が参加しました！

ichikara Lab(イチカララボ)」とは

キヤノンマーケティングジャパン初の企業内起業。若年層マーケティングの強化と新たな顧客層へのリーチを目指し、幅広い若年層と一緒に活動しています。トレンドを生み出し波及する力のある若年層への本質的な理解を深め、いち早く未来に繋がるヒントを捉えています。若年層マーケティングから獲得したインサイトを活かした新規商品・サービスの企画・開発へ挑戦しています。

ワカモノスタディでは各回ごとに自分事化しやすいテーマが設定されています。今回のテーマは“若者が求める学び”。目覚ましい技術革新によって暮らしがますます豊かになるだけではなく、コロナウイルスや大震災、紛争による世界的な混乱など、誰も予測できない変化に大きな影響を受け、 5年後10年後という近い未来であっても、今とは全く違う環境になると言われている今の時代に“大切にしたい学び”を話し合いました。

―事前課題―

まず参加者には事前課題としてワークシートが配られます。今回の課題は「学生のうちに経験したいこと・学びたいこと」「学生のうちに必要だと思う経験や学びを得たい(得られている)場」「理想の社会人像・ありたい姿」について考えること。

自分が日頃感じていることを資料にしてまとめることで、考えを整理してディスカッションに望みます。

―ディスカッション―

ichikara Labと参加者がZOOMで集まりディスカッション。事前課題を元にお互いの意見を発表しあいながら、その背景にある若者ならではの価値観を深堀りしていきます。

Z世代と一括りにされてはいるものの、その中でも学校教育で学んでいることが違って、将来「Z世代だから」と、私たちの学んでいないことを求められるのではないかと不安です。

学校の勉強も大切だけれど、実践的な体験や経験を通して今の時代を生き抜く力を身に着けたいです。

カリキュラムの変更で自分たちよりも若い子たちのほうが学びが進んでいることもあるけれど、そんな世の中の変化をポジティブに捉え、彼らとどうやって戦っていこうか考えたり、自分の価値を見いだせる大人になりたいです。

色々な人と交流して、様々な考えに触れることで視野が広がるので、高校生のころから社会との接点をもっと持つことが大切だと思います。

多角的な視野を持つために、高校での学びにももっと多様性がほしいです。

コロナや地方の財政難などの影響でリアルな経験が不足していると思います。たくさんの経験をすることでスキルだけではなく、柔軟な思考・想定外に対応する力を身に着けたいです。

将来の幅が広がるので専門性のあるスペシャリストより幅広い知識のあるジェネラリストのほうが魅力的に感じます。

他の人の意見を聞くことで、それまで気づいていなかった視点を知ることができ、考えも深まりますね。途中、少人数のグループに分かれたりもしながら約3時間みんなで出し合った意見はわかりやすくグラフィックレコードにまとめていただきました！

更に詳しい内容はichikara Labのウェブサイトにて公開されています。みなさんも記事を読みながら、どんなことが起きるか分からない今の時代を生きる自分たちだからこそ、学生のうちに学びたいと思うことを考えてみてくださいね！

ーワカモノスタディに参加してみてー

前回のワカモノスタディにも参加してとても良い経験になったと感じ、今回も参加しました。特にブレイクアウトルームに分かれてグループで話す時間では様々な学年からの目線で教育などについて話し合うことが出来てとても面白かったです。

今回参加した高校2年生から大学3年生の中でも、改訂が続く教育カリキュラムや、自身の尊重などについて、意見が異なっていたので、もっと幅広い年代が集まる会社内などでの年代ごとの価値観が異なるのは当たり前なんだと感じました。

同年代でも少し環境が違うだけで、色んな考え方が生まれていて聞いていて楽しかったです。

多角的な視点だったり、お金の知識や英語などのコミュニケーションについて自信を持っていない人が多く、それに対して危機感を持っている人が多くて驚きました。今日のWSに参加して色々なことに気づかされ、とても良い時間になりました。

ichikara Labのウェブサイトでは“学び”の他にも様々なテーマの記事がUPされているので、ぜひチェックしてみてくださいね！

ichikara Lab公式サイト