今月の「高校生お悩み相談室」は、
それぞれのソロ活動を経て昨年12月に5枚目となるニューアルバム『Duality Code』をリリースした、女性ボーカリスト・MARiAさんとコンポーザー&キーボードのtokuさんによるユニットGARNiDELiAさんにお答えいただきました。
将来やりたいことが見つけられません
まい (高2) 私はまさに人生の岐路にいるはずなのですが、将来やりたいことがふんわりしか見えていません。どうやって見つけたらいいでしょうか?
今でも不安になると学生時代を思い出す
MARiA 8歳下の弟からも「やりたいことってどうやったら見つかる?」と聞かれたことがあります(笑)。私は小さい頃からやりたいことが決まっていたのでそこに向かって集中していましたが、何かやってみた分だけ選択肢は広がると思います。例えば大学に行くことも選択肢を広げるひとつで、大学でいろんな道が開けていって、そこで築いた人間関係が大人になって繋がったり、助け合える関係になったりもします。人に興味を持つことがすごく大事な気がします。
toku ドライな言い方に聞こえるかもしれませんが、今はスマホひとつで何でもわかる世の中なので、調べる力をつければやりたいことや出会いも、もっともっと増えると思います。ツールを生かした学生時代を送れるといいんじゃないかなと思います。
最新アルバム『Duality Code』についてメッセージをお願いします!
MARiA
コロナ禍で音楽が不要不急と言われる状況になってしまったことで、自分たちはどこで生きていけばいいんだみたいな気持ちになって、すごく苦しみながら “私はどうして歌い続けたいんだろう” と自分と向き合った時間でもありました。このアルバムは、“私はなぜ歌い続けたいんだろう”という想いを込めた『Reason』という曲が入っていて、私の全ての答えが詰まっています。この曲はこの2年間がなかったら書けなかったので、逆にこの2年間をバネにしてさらにパワーアップしていけたらいいなと思います。