“推し”が見つかるバスケ観戦! ―ファイティングイーグルス名古屋の試合を観にいこう―

2023-24シーズンが開幕し、盛り上がりを見せるプロバスケットボールリーグ・Bリーグ。魅力的な選手がたくさんいて試合を観ると推し選手に出会えること間違いなし!そこで名古屋を拠点に活躍するファイティングイーグルス名古屋の試合を観戦、そして試合直後の中村浩陸選手と鍵冨太雅選手にお話を伺いました。


ファイティングイーグルス名古屋ってどんなチーム?

愛知県名古屋市をホームタウンとして活動するプロバスケットボールチーム。1957年に創設され、2021-22シーズンでB2リーグ優勝&悲願のB1昇格。現在はB.LEAGUE B1 中地区所属。

鍵冨選手

監督が“ディフェンスのチーム”と繰り返し言っているように、ディフェンスを大切に、早い展開でプレーをするのが特徴。エキサイティングな試合をします!

中村選手

選手の年齢はバラバラですが、あまり上下関係はなく、みんなラフで仲がいいのもこのチームのいいところですね。


チームマスコット リードくん


中村浩陸 選手


ポジション:ポイントガード
誕生日:1997年11月29日(25歳)
身長:177cm
体重:76kg
ニックネーム:ナカムー

鍵冨選手

▶鍵冨選手からみた中村選手
相手にすると嫌なタイプだけれど、味方としては頼もしい選手。競っているときはシュートを打つのが怖くなったり精神的に難しくなってくるのですが、浩陸さんはそんな状況でも最後まで打ち切ります。


鍵冨太雅 選手

ポジション:シューティングガード
誕生日:1999年3月8日(24歳)
身長:195cm
体重:89kg
ニックネーム:T・タイガ

中村選手

▶中村選手からみた鍵冨選手
チームの練習後も残って自主練をしたり、すごく真面目です。シュートやボールの扱いなどわかりやすい技術に注目が集まりがちですが、そうじゃないところでも貢献してくれる、すごく気が利く選手です。


まずは、シーズン開幕前のプレシーズンゲーム・vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合を観戦。


ほんの数秒で切り替わる試合展開に一気に引き込まれ、追い上げた試合後半では、会場の温度が一気に上昇。会場中がFE名古屋コールに包まれる中、最後は77-69で逆転勝利!
大迫力の試合はもちろん、選手入場から試合の合間にあるショーを含め、1つのエンターテインメントイベントを存分に楽しみました。


試合直後の中村浩陸選手&鍵冨太雅選手にインタビュー

ファンの歓声は選手にも届いているから
どんどん声を出して応援して!

お二人からみて今日の試合はいかがでしたか?

中村 出だしは思うようなプレーができなかったので、タイムアウト中にしっかりと作戦を話し合いました。そのおかげで第2クォーターからは自分たちのバスケをすることができました。

鍵冨 終盤はお互いに競っていて、フリースローを打つ場面もたくさんありましたが、最後に笹山(貴哉)さんが放ったスリーポイントシュートが勝利を決めたので、あの一打がすごく印象的でした。

シュートが決まったときは観客席の盛り上がりもすごかったですが、あの歓声は選手の皆さんにも届いているのでしょうか?

中村 一人ひとりが何を言っているかまでは流石にわかりませんが、盛り上がってくださっているのはしっかり伝わっていますよ!

鍵冨 今回は名古屋をホームタウンにしているチーム同士の対決だったので、相手チームのファンの方の声援もすごかったですね。FE名古屋のファンの皆さんにもどんどん声を出してもらいたいです。

ユニフォームを着て応援しているファンの方もたくさんいらっしゃいました。

中村 自分の背番号を着ている方がいるとやっぱり目に付きますね。

鍵冨 ユニフォームもだし、名前入りのタオルも、特に最後にコートを一周するときによく見えていますよ。

中村 FE名古屋では「ホームアリーナを青で染めよう」と意識しているので、ぜひ青系の服を着てきてくださると、一体感もあって嬉しいです。

今日が初めてのプロバスケットボール観戦だったので、試合の展開についていけるか心配だったのですが、今なにが起こっているのかがモニターに表示されていたので、初心者でもとても楽しむことができました!初めて試合を観戦しる人がより楽しむために知っておくといいことはありますか?

中村 なんだろう…

鍵冨 ファン目線だと食べ物などを買いに行くタイミングが大切だと思うんです。第2クォーターと第4クォーターの残り5分を切って最初にボールが止まったときに絶対タイムアウトがあるのでそのタイミングで買いにいってください!

中村 だそうです(笑)

展開の速さがバスケ観戦の面白さ
まずは一度生で観てみてほしい

お二人は試合中はどんなことを考えてプレーをされていますか?

中村 僕はポイントガードというポジション柄、チームのプレーをコントロールするという役目もあるので、自分のチームのアドバンテージはなにか、どうすればポイントを獲得できるかです。高さでは勝負ができないので、頭を使ってバスケをしようと心がけています。

鍵冨 チームのプランをまず頭に叩き込んで、その上で自分が何をすべきなのかということですね。でも一番大切にしているのは試合を楽しむことかな。

中村 バスケは団体競技なので、自分がシュートを打つだけでなく、仲間が楽にシュートを決められるようにサポートしたり、協調性が大切だと思っています。

鍵冨 練習が徹底されている。一人ひとりが責任感を持って自分の仕事をまっとうする。チームのために自分ができることはなにかを考えながら一つの目標に向かってがんばることができる。そんなカルチャーがあるチームがNBAでもBリーグでも強いと言われていますね。

バスケを始められたのはいつ頃ですか?

中村 小学4年生のときにチームに入りました。両親が2人ともバスケをしていたので、その影響で。

鍵冨 僕も父親の影響で始めました。7歳くらいからかな。チームに初めて入ったのは9歳のころでした。

今までバスケをしてきて一番辛かったことはなんですか?

中村 怪我をしたときが精神的に一番辛かったです。大好きなバスケができないし、チームにも貢献できない。復帰したあとチームにどう貢献できるのか、そしてチームや自分に足りないものは何なのかを考える時間と受け止めて乗り越えました。

鍵冨 僕は一時期全く試合に出られない時期がありました。試合に出たくてバスケをしているので、すごく苦しかったです。でもポジティブに考えて、チームに足りないものを考察したり、自分にはどんなことを期待されているのかを知るためコーチとコミュニケーションを取るなど、あらゆる手段を使って、いかに自分がよくなれるかを考え続けたおかげで忍耐力や根性が身についたと思います。

鍵冨選手は大学時代アメリカに留学されていたそうですが、なぜ留学しようと思われたのでしょうか?

鍵冨 幼少期にアメリカに住んでいたので、そのころの友だちはみんなアメリカの大学に進学してNBA選手を目指すという夢を持っていました。僕も同じで、その思いは日本に帰ってきてからも変わりませんでした。留学してみて気づいたのは自分の良さを考える重要性。アメリカは個人主義なのでバスケでも自分をアピールしないとパスが回ってこないんです。

バスケットボール選手として普段の生活で意識していることはありますか?

中村 しっかりお風呂に浸かってストレッチをすることです。

鍵冨 やはり毎日練習で疲れるので体のケアは大切ですね。僕も夜更かしはせず、しっかりと寝ることを意識しています。

やはり食生活も気をつけていらっしゃるのでしょうか?

中村 あまり栄養ばかり気にしすぎてもストレスになるので、好きなものを食べています。甘いものが大好きなので、ケーキもクッキーも食べます。

鍵冨 僕も油ものを摂りすぎないようにしているだけで、そこまで気を遣っていないです。プリンや和菓子は脂質が少なく糖分が摂れるので、美味しいだけじゃなく疲労回復に効果的なんですよ。

休日はアウトドア派ですか?インドア派ですか?

中村 家でゴロゴロしている派です。誘われれば外に出ますけど、自分から出かけることはあまりないです。

鍵冨 気持ち的には外に出たほうがいいとはわかっているのですが、結局家でゲームをしたり、Netflixでドラマを観ていることが多いです。今は「ゴシップガール」と「ホテルデルーナ」を同時並行で観ています。

背番号はどのように決まるのでしょうか?

中村 0〜99の中から好きな番号を選べます。僕は誕生日が11月29日なのでその数字をバラバラにして足した数で13にしました。

鍵冨 僕の24は憧れのコービー・ブライアントにあやかりました。4歳のときにNBAの試合を生で観戦して彼の美しく完璧なプレイに感動したんです。

そろそろ高校生的には体育祭シーズンですが、プロスポーツ選手として活躍しているお二人はきっと体育祭でも大活躍だったのでは?

中村 それが、僕の高校ではバスケ部はバスケに出場できなかったんですよ。なのでかわりにバレーボールをした記憶があります。

鍵冨 それって体育祭じゃなくて球技大会じゃないですか?

中村 え、一緒じゃないの?

鍵冨 体育祭はクラスによって色分けされていて、リレーとか借り物競走とか…。なかったですか?

中村 あんまり覚えていないです(笑)

鍵冨 僕はバスケ以外のことで怪我をしたくなかったので陰キャをかましてずっと応援席で座っていました(笑)

そうなんですね、意外です!体育祭以外で印象に残っている高校時代の思い出はありますか?

中村 文化祭ですね。1、2年生のときは文化祭でバスケの試合を披露して、クラスの出し物にはあまり関われなかったのですが、3年生になってそれがなくなったので始めてクラスの出し物にしっかり携わって、他の人は毎年こんな感じだったのか…って。

鍵冨 僕は3年生のときの文化祭でたこ焼き器でパンケーキみたいなものを焼きました。友だちも来てくれてワイワイしながら作るのが楽しかったです。

最後にこの記事を読んでいる高校生にメッセージをお願いします。

中村 バスケはルールがわからないと難しそうと思われがちですが、そんなことは考えず、まずは一度観にきてほしいです。絶対観ていて楽しいゲームにする自信はあります!

鍵冨 展開が速く点数がたくさん入るのがバスケの面白さです。友だちみんなでワイワイしながら、会場の雰囲気も含め楽しんでほしいです。


今月の特集
「遠征先で楽しみにしていること・遠征先でのエピソード」

中村選手

ご当地の食べ物は毎年楽しみにしています。沖縄ならソーキそば、北海道なら海鮮など。この前北海道に行ったときに靴下を忘れてチームメイトに借りるという小さなハプニングがありました。

鍵冨選手

去年の遠征で行った富山で散歩をしていたら、公園にとても綺麗なスタバがあったんです。調べて見ると“世界一美しいスタバ”と言われている店舗だそうで、本当に衝撃的な美しさでした。



他にも注目の選手がたくさん!

編集部の“推し選手”はこの2人!


川嶋 勇人 選手
ポジション:シューティングガード
卓越したパス能力と高いディフェンス能力を兼ね備え、オールラウンドに活躍!


アーロン・ヘンリー 選手
ポジション:スモールフォワード
NBAでのプレー経験もあり、全ポジション守れる力を持った選手です!


バスケ観戦を楽しむチャンス!
ホームゲーム観戦無料ご招待!!

〈チケット取得方法〉
LINEのお友だち登録で、ファイティングイーグルス名古屋のホームゲームが無料で観戦できます。

①下記「LINE お友だち登録はこちらから」よりお友だち登録
②希望試合のチケット販売時期をチェック
③チケット購入ページにて「招待企画」を選択しチケットを取得

LINE お友だち登録はこちらから

※ご注意:無料招待はこちらのタブからのお友だち登録の場合に限ります。