超特急|「イコールなんですよね、8号車と僕らは」8号車と共に上を目指すための本気の賭け

超特急, EBiDAN

6月10日にデビュー10周年を迎え、現在<BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022「Progress」>真っ最中の超特急。記念すべきデビュー日に配信リリースした新曲『クレッシェンド』のこと、「新メンバー募集(超特急募)」のことなど、今の真っ直ぐな気持ちをお聞きしました。

「超特急募」は8号車と共に
上を目指すため本気の賭け

まずはデビュー10周年おめでとうございます。今回はやはり新メンバー募集に至った思いを聞かせていただきたいなと思うのですが、ツアー初日(埼玉公演)で発表された時のことから教えていただけますか?

ユーキ 8号車(ファン)にちゃんと伝わるかな、どんな反応されるかなという不安やプレッシャーもありました。でも変に考えすぎるよりは、ライブでその時感じた気持ちや会場の雰囲気を踏まえながらそれぞれが思っている気持ちを話したいなと思って。

8号車にとっては、新メンバーが入ることで10代から同じ時間を過ごしてきた5人の空気感が変わっちゃうんじゃないかという不安もあると思うんです。その辺りはいかがですか?

カイ まず、僕たちと合わない人は新メンバーには入れません! スキルも大事ですが、超特急に合わない人を入れても意味がないと思っています。でもここに完全になじんで欲しいわけではなくて、新しい風を吹かせて欲しいとも思っていて。その上で空気感が合う、人間性がしっかりした人を選びたいと思っています。性格も価値観も違う僕たちが10年間一緒に走ってこられた理由のひとつには、根底で通じる部分があったからだと思うから。だからその点を心配する必要はまったくないと思っています。

超特急, カイ

タカシ 僕たちも新メンバーに何かを押し付けようとはまったく思っていないし、めぐり合わせなので、入れたいなと思う人がいるとしたら、それはつまり僕ら5人に合う人ということだと思っています。そこはしっかり見ようと思っているし、選ぶことに対して気を遣おうとはまったく思っていないです。

どの方を入れるかは、皆さんが最終決められるんですね。

全員 そうですね。

ユーキ 募集が終わって僕らのツアーが終わるまでは書類選考をしたり実際に会ってみたりバタバタとしていると思います。

タクヤ 思った以上に応募をいただいているので、ワクワクしますね。

やっぱり新しい風が吹くのって楽しみですか?

タクヤ 僕個人としては人見知りなので、周りのメンバーに協力してもらって…仲良くなるには時間がかかるかなと思いますけど(笑)

ユーキ 契りを交わしたら変わるかもしれないよ?

タクヤ 契りなの…?(笑)

超特急

▲今回は“メンバー5人と新メンバー、そして8号車”をテーマに撮影。透明の風船が新たに迎える新メンバーのイメージで。

タカシさんは4年以上ひとりでボーカルを担当されてきて、発表時にはユーキさんの「(今は)タカシの力が100%出せない」という言葉も印象的でした。

ユーキ 超特急はメインダンサー&バックボーカルというコンセプトで、もともとボーカルがふたりいたので、30曲くらいボーカルの掛け合いの曲があったんです。

タカシ 100曲近くあったと思うよ。

ユーキ それをタカシがひとりで歌うとなった時に、どうしても抜かなきゃいけない部分も出てきて、超特急の良さが崩れてしまっていて。タカシにも僕たちと一緒にフォーメーションを踊ってもらってタカシのダンス量も増えたし、本来見せたかったものを補うような形になってしまっていることに何か違うなと感じていたんです。それなら、進化していく意味でもタカシと合うボーカリストがいたらいいよね、という話を始めて。もちろんダンサーとしても化学反応になると思ったし。

タカシ 2018年頃からボーカルをひとりですることになって、これまであまり経験してこなかったダンスができたり、もちろん今は別の楽しみもあるんですが、やっぱり僕は歌だなと思っているので。超特急の可能性を広げて自分のボーカル人生を長く見据える上でも、新メンバーオーディションに賭けて募集してみたいなと思いました。もう、本当に賭けです。



▶「メンバーの想い=8号車の想いだと思っている」