山中柔太朗 (M!LK)
尾上が危険な目に遭った場面は
“本気で守りたい”と思った
作品について木村さんと何か話されたことはありますか?
山中 作品は一人ひとりの俳優として良いものをつくっていこうということと、作品を盛り上げるためにはグループの力も借りていこうという話をしました。インスタライブは、慧人くんから「今日やるけどどうする?」って連絡をいただいたので、僕も仕事のスケジュールを調整していただいて、ふたりでやりました。
現場ではグループのお話もされたそうですね。
山中 「どんなところでレッスンしているの?」とか。「広いスタジオです」「いいなぁ」みたいな(笑)。FANTASTICSさんとM!LKは似ているところがあるのかなとも思って、例えばどちらもメンバーが自分たちで発信していくことを大事にしていたり、慧人くんにとっての佐藤大樹さんとの関係性は、僕にとっての佐野勇斗くんと同じ感じなのかなとも思ったりしました。作品の情報が解禁された日に佐藤さんが「おめでとう!」というストーリーを上げてくださっているのを見て、素敵なグループだなぁと改めて思いました。
山中さんはグループとソロの活動で、見せている顔って違ったりしますか?
山中 基本はそんなに違わないと思います。やっぱりグループに帰るとホーム感はあるので、よりリラックスしているところはあると思います。
撮影中に自分の意外な一面を見たなということはありましたか?
山中 意外と台本を覚えるのが早いのかなと思いました(笑)。以前、僕のミスで、ある場面のセリフを覚えられていなかった時があって…全力でお芝居ができるようにセリフを覚えられていないということもなくせるように意識して覚えています。
撮影の中で、ググっと役に入ったなという感触はありましたか?
山中 慧人くん(尾上)が危険な目に遭って、それを僕(蕪木)が助けに行くシーンで、 “本気で守りたい”と思った瞬間がありました。役はもちろんなのですが、素で守りたいと思ったんです。本当に好きになれたんだなと思いました。
プロのカメラマン役でもありますが、カメラを持たれていかがでしたか?
山中 実際にシーンの中でシャッターを押したりしているんですが、とてもうまくいかなくて…プロの方はすごいんだなって思いました。いつも撮ってもらっていますが、あんなに上手く撮れないと思いました。
撮影を終えて、何か見えたことはありますか?
山中 作品の魅力をより感じるようになりました。蕪木と尾上がいろんなことを考えながら気持ちを交差させていくところ、それと同時に週刊誌の仕事の現場も見られて、両面で楽しめるお話だと思います。
M!LKも春からはツアーが控え、山中さんの活動の幅も広がっています。今どんな気持ちでいらっしゃいますか?
山中 僕はお芝居にも力を入れて活動していきたいと思っているので、まずは僕のことをみんなに知ってもらえるように頑張ります。それをグループやファンの方々に還元して、来年はアリーナ公演をしたいなと思っています。
「わたしの高校生活、これ無しでは語れませんっ!」
山中柔太朗さんの高校生活を変えたものは?
山中柔太朗
中学3年で事務所に入って、高2の夏、16歳の時にM!LKに加入させていただいたのですが、その時に “一生芸能でやっていく” ことを決意しました。今思うと精一杯でしたが、こんな素敵な先輩と一緒に活動できるんだったらもう後戻りはできない、前に進んで夢を与えていきたいと思って、初めてちゃんとお仕事として意識した瞬間でした。
- 原作:夏目イサク「飴色パラドックス」(ディアプラス・コミックス/新書館 刊)
- 監督:古厩智之
- 出演:木村慧人(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、山中柔太朗、樫尾篤紀、宮澤佐江/猪塚健太/市川知宏、小柳友、大浦龍宇一
- 製作:「飴色パラドックス」製作委員会・MBS
- ©「飴色パラドックス」製作委員会・MBS
毎週木曜深夜1:29~放送(MBS)他
※TVer、MBS動画イズム、GYAO!で見逃し配信1週間あり
※Huluにて見放題独占配信あり