宇宙技術で森林保護!?JICA中部×「映画ドラえもん のび太の月面探査記」公開記念パネル展「僕らの想いは、地球を超えて」

現在、JICA中部なごや地球ひろばではJICA中部×「映画ドラえもん のび太の月面探査記」公開記念パネル展「僕らの想いは、地球を超えて」が開催中。

今年の「映画ドラえもん」の舞台は、月の裏側。直木賞作家・辻村深月が脚本を担当した、ドラえもん史上最大のSF冒険ファンタジーですが、そんな「映画ドラえもん」のパネル展がどうしてJICA中部なごや地球ひろばで行われているのか。それはJICAと宇宙には深い関わりがあるから!

宇宙技術で森林を守る!宇宙からの救世主「だいち」

JICAは国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と協力して、宇宙技術を用いて地球上の森林を守ることに役立てているのですが、宇宙と森林保護がどう繋がっているのか…?その答えは”JJ-FAST”という技術!


ブラジルにはかつて、国名の由来にもなったパウ・ブラジルという木が生い茂っていたのですが、違法な角の伐採により、今では絶滅危惧種に登録されるほど減ってしまいました。ブラジル政府はアマゾンを守るため、1970年代から衛星画像を活用し始めたのですが、当時の技術では雲がかかっている部分が見えなかったのです。
そこで注目されたのが、雲に関係なく地上の様子を捉えられる日本の人工衛星「だいち」。宇宙から撮影した画像を並べることで、森林の変化を捉えることができるのです。これが”JJ-FAST”というシステム。さらに、今ではデータ量の軽量化も進み、アマゾンを歩いている捜査官の手元のスマホでこの画像を確認することができるように!この取り組みにより、森林の現象面積の40%低下という結果を生み出しました。
ちなみに、私たちもこちらから「だいち」の画像を確認できるんですよ。

本展では、そんなJICAとJAXAの取り組みを紹介するとともに、人工衛星「だいち」の1/16サイズの模型や、宇宙飛行士の大西拓哉さんと一緒に宇宙へ行ったJICAの旗なども展示されています。

インスタ映え抜群!ドラえもんと一緒に写真を撮れちゃうフォトスポットも


宇宙服の展示とドラえもんと一緒に写真を撮れるフォトスポットも。宇宙服のヘルメットは実際に手にとることができるので、これをかぶってドラえもんと一緒に写真を撮ったりできちゃいます。さらに、JICA中部なごや地球ひろばでは世界の民族衣装を着ることも可能。各国の民族衣装を着てドラえもんと写真を撮ればインスタ映えもバッチリ

ゴールデンウィークは「映画ドラえもん のび太の月面探査記」とあわせてパネル展も楽しんでくださいね!

「映画ドラえもん のび太の月面探査記」
      原作:藤子・F・不二雄
      監督:八鍬新之介
      キャスト:水田わさび 大原めぐみ かかず ゆみ 木村 昴 関 智一
      皆川純子 広瀬アリス 中岡創一(ロッチ) 高橋茂雄(サバンナ) 柳楽優弥 吉田鋼太郎
      脚本:辻村深月
      演出:岡野慎吾 山口 晋
      キャラクターデザイン:丸山宏一
      音楽:服部隆之
      主題歌:平井大「THE GIFT」(avex trax)
      製作:藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ動画・ADK・ShoPro
      配給:東宝

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019

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