JUVENILE×キム・ドギュン(82MAJOR)|「分かれ道があれば、険しい道を選ぶ。進路の選択は、何度でもやり直せる」

DJ/アーティスト/トークボックスプレイヤーとマルチに活動する音楽プロデューサーのJUVENILE(ジュブナイル)が、K-POP界の注目の新星・82MAJORのメインボーカル、キム・ドギュンとコラボした『Letter feat. KIM DO GUYN(82MAJOR)』を1月24日に配信リリース。おふたりに楽曲について、そして学生時代について伺い、最後は高校生の進路相談にもご回答いただきました!


冬の季節に聴きたくなる
切ないラブバラード『Letter』

おふたりのコラボ曲『Letter feat. KIM DO GUYN(82MAJOR)』は、とても切ない冬のバラードで、とても心に響きました。高校生にはどんな気持ちで聴いてほしいですか?

キム・ドギュン この曲は失恋を歌っていて、実際に恋愛を経験してきた方に共感を呼ぶ曲だと思います。僕も今高校3年生なのですが、高校生だったらまだそういった経験がないという人も多いと思うので、これまで不安な気持ちから心のどこかに隠していた夢などに置き換えて聴いていただけることもできると思います。

JUVENILE 昨日MVの撮影があったのですが、ドギュンくんが主人公の高校生役で、すごく楽しかった思い出がある相手とお別れしたという曲の内容に合わせて撮影しました。きれいな映像になっているので、高校生の方にはきっと響くんじゃないかと思います。

グループで歌う時との違いはありましたか?

ドギュン グループだとパートを分けて歌うのですが、ソロでは始まりから終わりまですべての感情を自分で表現でき、とても新しい経験でした。82MAJORとは音楽性も違いますし、しかも日本語で歌うということで、自分にできるかなとも思ったのですが、誰と一緒にするかで、それが可能になるんだということがわかりました。JUVENILEさんと音楽を作っていて、言葉が異なっても音楽的に十分に通じ合えることがわかりましたし、音楽に対するJUVENILEさんの姿勢から多くを学ぶことができました。

作詞も一緒にされていますよね。

ドギュン 歌詞は82MAJORでも書いているのですが、今回のようなバラード曲の歌詞を書くのは初めての経験でした。JUVENILEさんからメロディをいただいてすぐに、男性がひとり残されて寂しがっている絵が浮かんだんです。そのイメージから詞を書きました。自分の感情を表現できる曲なので、歌う時も自分の感情をそのまま乗せて歌いました。

JUVENILE 日本語の歌詞は、僕がドギュンくんから届いた韓国語の歌詞を日本語にして、ラップの部分はそのまま韓国語にしています。


学生時代は
“最強の二番手”と“クラスの人気者”のふたり

おふたりはどんな高校生でしたか?

JUVENILE 僕はキャラクターで言うと、役職はついていないのにまとめる係(笑)。副委員長みたいなポジション。

トップの横にいる、みたいな。

JUVENILE そうそうそう、一番ズルい役。当時はダンスとラッパーとDJを集めて、同世代が主催するお昼のクラブイベントが結構あって、そういうクラブによく行っていました。ずっとピアノをやっていたので、学校の合唱はいつも伴奏役で、みんなと一緒に歌ったことはなかったです。

ドギュンさんは今高校3年生ですが、学校ではどんなキャラクターですか?

ドギュン 僕は中学3年の時にスカウトされて、高校1年から地元を離れてソウルで練習生として生活を始めたので、学生生活というと中学の頃の話になるのですが、クラスの誰かが困っていると話を聞いたり、解決してあげたりする学生でした。中学のみんなは、僕のことを頼りにしてくれていたと思います。高校生になって仕事が始まって会えなくなったので、みんなが寂しがってくれていました。


進路を決める時は
失敗しても後悔のない道を選ぶ

今高校生はみんな進路に悩んでいるのですが、自分の道を決める時に大事にしていたらいいことってありますか?

ドギュン 将来それが失敗に終わったとしても後悔しないと思えることなら、無条件で選んだ方がいいと思います。あとは、切実であることが、その選択を決める条件だと思います。僕も練習生になってから毎日12時間練習を続けていく中で音楽に対して切実に向き合うようになりました。その切実さのお陰で音楽の楽しさに気づき、歌手になる夢を必ず叶えたいと思うようになりました。

JUVENILE 僕も同じで、やらない後悔より失敗してもやる方がいいと思っています。いつでもやり直すことはできますから。僕は音楽の道でうまくいきましたが、もしうまくいかなかったとしても、音楽をしていた時間が無駄だったわけではないんですよね。僕は野球が好きでずっと野球をしていて、甲子園に行けたわけでもプロになれたわけでもないけど、それは無駄ではなかったし、勉強だってそうですよね。その時はわからなくても、いつかわかる時がくる。もし今やりたいことがあるなら、まずはそれを頑張ってほしいですし、なくても進む先々で楽しいこと、やりたいことは見つかります。

ありがとうございます! JUVENILEさんのプロデューサーというお仕事って、音楽のプロという以上に、とても珍しいお仕事だと思うのですが、どのように将来をイメージしてこられましたか?

JUVENILE 坂本龍一さんだったり小室哲哉さん、中田ヤスタカさんなど、同じような道を進んでおられるロールモデルが何人かいます。ただ、僕の時代にその方々のやり方がそのままフィットするとは限らないので、そこは僕なりに見つけていかなきゃいけないのかなと思って、今も模索しています。なりたい自分にそのままなれる人ってなかなかいないと思うんです。一見夢を叶えてミュージシャンとして仕事している僕でも、もっとこんな道があったんじゃないかと思わない日はありません。

そうなんですね。

JUVENILE でも自分に与えられた、自分に向いている道というのがやっぱりありますからね。

模索しながら進む中で、迷った時はどうしていますか?

JUVENILE 分かれ道があったら、きつい方に行きたいです。楽な方は、いつでも行けますからね。

ドギュン 82MAJORにもそれとまったく同じ意味の歌詞の曲があります! 険しい道を選ぶことは勇気が必要ですが、現状に満足せずにより良い人生を考えるのであれば、必ず選ぶべき道だと思っています。そして、その選択と経験を通してきっと素晴らしいものを手に入れることができると思います。(※曲名『Thorns』82MAJOR 2nd Mini Album『X-82』収録)

JUVENILE 彼らも王道のK-POPではなく、HIP HOPがメインのアーティストなので、まさにそれを体現していると思います。中学高校大学までは、みんななんとなく道が決まっていますよね。でもそこから先は自分で決めないといけない。外からの要因では何も起きないんです。ですが、その選択は、いつ、どこで、何度やり直してもいいと思います。もし映像や音楽の道に進みたいと思っている高校生が『Letter feat. Kim Do Gyun (82MAJOR)』を聴いて「いいな」と思ってくれたなら、皆さんも、自分次第でできるようになります。これを作った僕も、同じ歳の時には何もできない高校生だったから。みんなのことを待っています。


JUVENILE×キム・ドギュンジュブナイル×キム・ドギュン

MUSIC INFO


New digital single
『Letter feat. Kim Do Gyun (82MAJOR)』
1月24日デジタル配信

『Letter feat. KIM DO GYUN(82MAJOR)』×カラオケまねきねこ
歌唱キャンペーン「『Letter』歌唱チャレンジ!」開催!

    • 開催日時:2025年2月1日(土)〜2月28日(金)
    • 開催店舗:カラオケまねきねこ 全店
    • 対象楽曲:『Letter』
    • 対象カラオケ機種:JOYSOUND

JUVENILE×KIM DO GYUNミニトーク&視聴会を開催!

    • 開催日時:2025年2月1日(土)
      第一部11:00~ 第二部14:00~ 第三部17:00~
    • 開催店舗:カラオケまねきねこ 渋谷本店
      (〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム 4F)