BMK 松岡拳紀介・佐藤匠|「おすすめをスライドして出てきた座右の銘は?」

TikTokで話題の振付師・えりなっちがダンス監修!「七転び八起き」をテーマにしたシャカリキ直球ラブソング『NANAKORO!』を9月20日にリリースした5人組エンタメ集団・BMK。メンバーの松岡拳紀介さん・佐藤匠さんに、シングルのことや高校時代のお話を伺いました。

初めて1つの作品として創り上げたシングル
「俺たちもっと引き出しあるぜ」

4thシングル『NANAKORO!』リリースおめでとうございます! 以前、佐藤さんは『Beat Monster』のインタビューで「これから何十枚とリリースを重ねても、2ndシングルは『Beat Monster』だったと覚えてもらえるようにしたい」とお話ししてくださいましたが、今作は皆さんにとってどんな位置づけですか?

佐藤 これまで僕たちはグループとしての目標がある中で、そこにシングルのコンセプトを合わせていくことが多かったんです。でも今回はBMKという5人組が何を表現したいのか、どんな一面を見せたいのか考えて、シングルを1つの作品として創り上げているような今までになかった4枚目に仕上がっています。

松岡 今年の3月に1stアルバムをリリースさせてもらって、シングルとしては1年ぶりでした。王道ラブソングからBMKとしては初挑戦となるジャンルの曲まで詰まっているので、ファンの方には「俺たちもっと引き出しあるぜ」と伝えられたんじゃないかなと思います。初めましての方にもぜひ口ずさんでもらいたいですね。

表題曲『NANAKORO!』は“バズる”振り付けで話題のえりなっちさんが振り付けしています。

佐藤 えりなっちさんのすごいところは、ラブソングなら分かりやすいハートマークではなくて、「好き」の感情をいろんな形で表現しているところなんです。ワンちゃんが集まるような振りでは一心不乱に好きな人を追いかける愛情を表現していたり、「ハイテンションでごめんなさい」の振りも完全に浮かれちゃって全然謝っていないですよね(笑)。そういういろんな愛情を一筋縄のハートだけで表現しないところが新鮮でした。

松岡 最初の転ぶところは驚きましたね。いつもメンバーと振り付けを予想しますが、大いに外れました。まさか本当に転ぶとは思わなくて(笑)。初めはちょっと抵抗感もありましたが、普段上ってあんまり見ないから毎回(上空の)景色も楽しんでいます。

MVもこれまでにないストーリー調ですよね。

松岡 特に最初の芝居シーンは撮影一発目だったので緊張しました。あそこだけ唯一声も入っているので、いろんなカットを撮って恥ずかしかったです。自分で観るときは飛ばしちゃいます。YouTubeのコメントも「かわいい!」とか言ってもらっている中、コメント無しでタイムスタンプがついているものがあって、それで芝居シーンを飛ばせるんです。あぁこの人も芝居を見たくないのかなって(笑)。恥ずかしいけど芝居シーンもあってのMVなので皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいです。

『NANAKORO!』の「ねぇ 好きな人の好きな人になる」という歌詞が好きなのですが、お2人が好きな歌詞はどこですか?

佐藤 「のびしろに期待してくれませんか?」かな。自分の良いところだけではなく、まだまだここから成長していくよ! って素直に認める自信があるところが素敵ですよね。

松岡 「渾身のネタで 君がクスッと今 笑ってくれた」です。王道ラブソングと言いつつ、カッコつけずにさらけ出して好きになってもらおうという全力感が好きです。

佐藤 みんなも、好きな人の好きな人になりたいよねぇ。わかる。僕たちはそれが今すごく微笑ましい(笑)

切ない夏ソング『恋華火』を歌う時に意識したことはありますか?

佐藤 『恋華火』は切なさやカッコ良さはもちろん、花火が打ち上がってるようなパキパキとしたリズムが印象的な楽曲です。うちの拳紀介くんはリズム感覚が優れているのでよくハッキリと歌っていて、まぁバラードでもそうなんですけど。

松岡 (笑)

佐藤 でも、その拳紀介くんのパキパキとした歌い方が、次々と上がっていく花火が見えるようでとても好きですね。

松岡 僕の声質に合った力強いラップもあるので、良いスパイスになれたらいいなと思います。



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