ディズニー&ピクサー劇場最新作『マイ・エレメント』が8月4日(金)より公開。
その公開に先駆けて7月21日(金)TOHOシネマズ梅田にて日本版声優の川口春奈さん(エンバー役)、玉森裕太さん(ウェイド役)が登壇する大阪プレミア試写会が開催されました。当日は、イベントの準備中に延長ケーブルからの発煙があり、約50分遅れで開演となりましたが、日本版声優のお二人にが登場すると会場は大歓声!
お二人が本作への思いを語り、そしてお客さんからの質問コーナーなどあたたかな雰囲気に包まれた時間となりました。
STORY
火・水・土・風のエレメント(元素)たちが暮らす街で、火の女の子〈エンバー〉は正反対の水の青年〈ウェイド〉と出会い、新しい世界を見てみたいという思いを抱き始める。だがこの街のルールは、“違うエレメントと関わらない”ことだった…。
「自分の殻が破ける感じがした」(川口)
日本版声優のお二人にご登場いただきます。どうぞ大きな拍手でお迎えください (客席からは大きな拍手と歓声)。それではご挨拶をいただきますが、お二人にも本当にお待たせして申し訳ありませんでした。
玉森 いえいえ。全然大丈夫ですよ!
川口 ちょっとトラブルがあってお待たせして大変申し訳ありません。川口です。大阪に来れて大変嬉しく思っています。そしてこの後『マイ・エレメント』を観ていただけるということで、ぜひ楽しんでいってください。よろしくおお願いいたします。
玉森 改めまして、玉森です。こんばんは。ちょっとトラブルがありましたけど、今日ここに来れるの楽しみにしていました。楽しい時間を共有できたらいいなと思っております。よろしくお願いします。
今回、川口さんは声優初挑戦となりますが、エンバーの声を担当されていかがでしたか?
川口 本当に何から何までわからないことだらけでした。難しくて大変で日々勉強で、ずっとプレッシャーを感じながらやっていました。
これでワンステップまた違うところへ行けるという感じでしょうか?
川口 声だけで (感情を) 表現する声優のお仕事というのは、普段やっているお仕事とはまた全然別物で、新しい自分の発見というか、殻が破ける感じがしました。
それは何よりですね。玉森さんはいかがでしたか?
玉森 たくさん苦労しました。自分が普段出さない声量だったり、普段出さないテンションの声だったりとかたくさんあったので、ちょっと苦労しながらも楽しみながら挑ませていただきました。
お二人には完成した映画をご覧になっていかがでしたか?
川口 美しく色鮮やかな映像美に驚いて感動しました。私が演じたエンバーとウェイドが触れ合うことはできないけど、心を通わせてどんどん距離が縮まっていく様子は、大人になってもすごくキュンとしましたし、すごくロマンチックで可愛くてほっこりしました。
玉森 めちゃくちゃキュンキュンしました。エンバーとウェイドのストーリーがどうなっていくかという展開もそうですし、本当に映像が美しくて、また観たいと思っています。
この世界に入っていく気持ち良さみたいなものがありますよね。
玉森 ありますよね。ぜひ、体験して欲しいです。
本作で特に注目して欲しいシーンを教えてください。
川口 エンバーとウェイドが二人で街を歩いてデートをしているシーンもすごく見どころなんですけど、個人的にはエンバーのお父さん、お母さんとの家族愛にもぜひ注目していただきたいです。
玉森 二人でデートをしているシーンがすごく印象的ですね。最後の方に二人であることをするんですけど、それがすごく火と水の2つのエレメントの特徴を表しているところでもあって、いいなぁ可愛いなと思いました。
エレメントシティーには、火・水・土・風というエレメントがいて、現実世界と重なる部分があると思います。川口さんは長崎、玉森さんは東京のご出身ですが、大阪の言葉・文化・人柄などで驚かれたことはありますか?
川口 関西の人の近い距離感や親しみやすい感じは、すごく人見知りで緊張しいの私にとってはすごくリラックスできるといつも感じています。
玉森さんはいかがですか?
玉森 最近、プライベートで鶴橋の商店街でお買い物をしていた時に、買い物をしていた隣の商店のおばちゃまが「そっちなんかええから、こっちきい。こっちの方が美味しいで」と声を掛けられて、そんなことが起きるんだとびっくりしました。でももう既に (買う物) を選んでいたから、どうしようってテンパっていてすごい顔をしてたと思います。関西の人はそういうパワーがすごくあるなと思います。
もっと大切にしようと思える映画」(玉森)
来場者の方にお二人に聞きたいことを事前に書いてボードに貼っていただきました。本当にたくさんの方が書いてくださり、ありがとうございました。ここからは、お二人に質問に答えていただこうと思います。まずは、サキさんからのご質問です。
「日本版エンドソングの『やさしい気持ちで(マイ・エレメントver.)』に因んで、お二人が “やさしい気持ち” になれるのはどんな時ですか?」。
川口 夜中に動物や赤ちゃんの動画を見ている時です。顔が、ニヤ~っとしちゃいますね。
玉森 お風呂上がりはふわっふわのバスタオルに包まれた時に “うわ、気持ちいい” って、やさしい気持ちになりますね。
続いて、ヒヨコさんからのご質問です。
「お二人の推しエレメントを教えてください」。
川口 火です。熱くて、寒い時とか火で暖まるここともできますし、映画を観ていただくとわかると思うのですが、火には “こんなことができるんだ” ということが多いです。
玉森 僕は水ですね。ウェイドに思い入れが強いというのもありますけど、僕自身も流れのままにというところがあったりするので。
リオナさんからのご質問です。
「マイ・エレメントの世界に入ることができたら何がしたいですか?」。
川口 水のウェイドさんのご実家が大変楽しそうなんですよね。あそこで子ども心に戻って遊びたいです。家も水でテーマパーク状態なので、いいな、楽しそうだなと思いました。
玉森 風もいいですね。本編にスポーツ観戦のシーンがあるんですけど、風ならではのスポーツをしてみたいです。エレメントの中で一番自由に行動できそうだなと思います。
ありがとうございます。では、最後にお二人からメッセージをお願いします。
川口 この映画は自分では気づけなかった、自分ってこんな才能があったんだとか、もっとありふれた可能性に満ちてるんだっていう、一歩踏み出す勇気をこの映画から受け取っていただけたらなと思います。泣いて笑って、ほっこりして、癒されて、キュンとしてもらいながら、たくさん心のデトックスをしていただいて、お帰りになっていただけたらなと思います。ぜひ楽しんでください。今日はありがとうございました。
玉森 観終わった後に、また明日頑張ろうと思えたり、今そばにいる家族や友人をもっと大切にしようと思える映画になっています。大きいスクリーンで観ると迫力もあると思うので、大切な人と何度でも観ていただきたいです。
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— ch FILES関西版 (@ch_kansai) July 21, 2023
- 監督:ピーター・ソーン
- プロデューサー:デニス・リーム
- 日本版声優:川口春奈(エンバー)、玉森裕太(ウェイド)
MEGUM(ゲイル)、サンドウィッチマン 伊達みきお(ファーン) - 日本版エンドソング:Superfly『やさしい気持ちで(マイ・エレメントver.)』
- 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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8/4(金)全国公開