【速報】映画『プリンシパル』黒島結菜＆小瀧望　原作者いくえみ綾の母校にサプライズ

映画『プリンシパル～恋する私はヒロインですか？～』の主演を務める黒島結菜さんと小瀧望さん（ジャニーズＷＥＳＴ）が2月28日、原作者・いくえみ綾さんの母校で本作の撮影場所にもなっている東海大学付属札幌高等学校をサプライズ訪問しました。

2010年に集英社「Cookie」で連載し、累計150万部（全7巻）を突破した、いくえみ綾さんの大人気コミック「プリンシパル」が原作。

主人公・住友 糸真（すみとも・しま）を演じるのは「時をかける少女」やNHKドラマ「アシガール」で主演を務めた黒島結菜さん。クールなクラスメイトの舘林 弦（たてばやし・げん）役に日本テレビ系土曜ドラマ「もみ消して冬～わが家の問題なかったことに～」に出演中の小瀧望さん（ジャニーズWEST）。いま最も旬な２人のＷ主演で大きな注目を集めています。

本作のロケは夏と冬の札幌で行われ、いくえみ綾さんの母校である東海大学付属札幌高校も撮影に協力しています。そんな縁からこの日のサプライズが実現しました。

日頃、部活道に励む１・2年生たちが集合している講堂。そこに登場したのは、北海道を拠点にしながら全国的な人気を博すTEAM NACSのリーダーであり、本作に糸真の父親役で出演している森崎博之さん。

森崎さんが特別講師として「好きを伝える大切さ」をテーマに、自身の経験を基にしたトークを笑いとともに展開していきます。

司会は森崎さんの事務所の後輩で、本作にも教師役で出演しているお笑い芸人のオクラホマ河野真也さん。トークが進む中、河野さんが映画『プリンシパル』について話を振ったところ…。

森崎　実は今日、スーパー・スペシャル・シークレット・ゲストをお呼びしているんです！

一瞬、会場内に「えっ？ まさか？」という戸惑いが生まれ、徐々にざわめきに変わっていきます。

河野　それではお呼びしましょう！ 映画『プリンシパル～恋する私はヒロインですか？～』より、主演の黒島結菜さん、小瀧望さんです！ 大きな拍手でお出迎えください！

まだ半信半疑の生徒たちですが、映画の主題歌「プリンシパルの君へ」（ジャニーズWEST）が流れ、ふたりが姿を現すと一気に興奮状態に。悲鳴のような歓声が響き渡ります。

映画のストーリーや札幌で撮影したエピソードを中心にトークを展開する4人。森崎さんがボケ役になり、和やかに進んでいきます。

黒島　北海道はどこも景色が素敵だったんですけど、特に冬の教会の屋外でバレエを踊ったシーンでは真っ白な雪と夜景がマッチしていてすごく綺麗でした。

小瀧　北海道庁前では印象的なシーンもありますし、街並みも綺麗でした。でも、とにかく寒くて（笑）…それが記憶に残っています。

森崎　うちの近所での撮影だったので、歩いて行けたし普段通りでした（笑）。

原作のキャラクターと役作りについて聞かれると…

黒島　原作ファンの方がたくさんいらっしゃるのでプレッシャーもありましたが、映画オリジナルのシーンもあったので、映画としての住友糸真を演じられたらいいなと思いました。

小瀧　いくえみ先生の作品に登場する“いくえみ男子”の中でも舘林弦は人気１位のキャラクターだったので不安やプレッシャーもあったんですが、なんとか頑張りました。原作本を常に持ち歩いて何回も読み込んで役を作りました。

話はおふたりの高校時代にも及びます。

黒島　私は教室の隅にいる地味な子でした。部活もしていなかったのでバイトばっかりしていました。だからこの作品で描かれている高校生らしい感じが羨ましいです。いろんな人と出会って、ケンカして仲直りして、付き合っちゃたりして…憧れですね。

小瀧　僕は優等生でした（笑）。デビューが決まって、あまり学校に行けない分、学校に行ける機会を大事にしていたので、三者面談ではいつも褒められて（笑）。部活をやってみたかったけど、休み時間にグラウンドでバレーボールをしたり楽しい高校時代でした。

後半は“好き”を見つけた生徒の皆さんの“伝えたいこと”に対して、キャストから応援メッセージを贈ることに。

生徒Ａ　私は弟が小さいときに病気になったことがきっかけで看護師になりたいと思い、いま志望校を目指して勉強を頑張っています。高校時代に頑張っていたことは何ですか？

黒島　勉強はわりと真面目にコツコツやっていました。朝のちょっとした時間も勉強に充てたり、授業に出られない分の補習を受けたりして。でも高校３年くらいからはお仕事が忙しくなってきて、勉強がほとんどできずお仕事を頑張っていました。

生徒Ｂ　私はバレーボール部なんですが、大会前になると失敗したらどうしようと不安になります。本番で成功するために普段から意識していることはありますか？

小瀧　成功のイメージを持つことは大事だと思います。確率的に心配事は20％しか起こらないそうです。5回に1回くらい。だから不安を捨てて、絶対にやってやる！という勝ち気なイメージで臨んでください。

生徒Ｂ　ありがとうございます！

小瀧　こちらこそ！

森崎　カッコいい！（笑）

生徒Ｃ　自分の将来の夢は警察官なんですけど、夢に向かっている途中で挫折してしまったときにどうやって立ち直ったらいいですか？

森崎　俺が答えていいかな？　失敗っていうのは20％しか起こらないから（笑）。 …でも挫折とか壁にぶつかるとかせず、スーッとなりたいものになっちゃうと、そこからが大変だよ。越えられないような壁を乗り越えることで自分の芯が強くなるんです。だから若いうちにどんどん壁にぶつかって行けばいいんです。それが自分を成長させてくれるから！ 素晴らしい警察官になってください。

生徒Ｃ　ありがとうございます！

森崎　こちらこそ！

小瀧　すぐ使う（笑）

森崎さんが会場を笑わせ、小瀧さんが締めるという流れで、楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後は3人からひとことずつメッセージ。

森崎　この映画は札幌が舞台ということで、みんながよく知っている場所やまだ行ったことのない場所など、札幌の素敵な景色がたくさん映っています。ぜひ皆さん映画館でご覧ください。

黒島　なかなか自分の気持ちを正直に伝えられない人、自分の内側に抱えているものがある人は、勇気をもらえる作品だと思います。いろんな方に観てもらいたいです。どうぞよろしくお願いします。

小瀧　高校生は、勉強や将来の進路、恋愛とかいろいろな悩みや不安が一気に押し寄せる時期だと思います。この作品は、そういう誰にも言えないことを解消してくれる映画です。誰でも“好き”を見つければ、“主役”（プリンシパル）になれる場所がある。自分の人生は自分が主役。この映画を観て勇気を受け取ってもらえたら嬉しいです。