1月15日からスタートした土曜ナイトドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」は、細田佳央太さん演じる普通の高校生が迷い込んだイケメン強豪校を舞台に、選抜イケメン大会の全国制覇を目指すイケメンたちが繰り広げる、笑って泣ける学園青春コメディー！
“純和風イケメン” 神宮源二郎役、俳優でMEN’S NON-NO専属モデルの水沢林太郎さんにお話を伺いました！
自分なら「入りません！（笑）」
イケメンだらけの私立美南学園の生徒が「全国選抜高等学校イケメン大会」で全国制覇を目指すというトンデモない設定に笑っちゃいました。
水沢 そうですよね。今頂いている台本では個人個人にフィーチャーしている段階で、僕もまだ話の全貌が見えていないんですが、新しい台本が上がってくるたびにキャスト内でも予想大会をしながら撮影を楽しんでいます。笑えるし、今後泣けるような部分も出てくると思うので、土曜の夜に皆さんの息抜きになればいいなと思います。
撮影現場の雰囲気はどんな感じなんですか？
水沢 とても和気藹々としています。なるべくコミュニケーションを取って一緒に作品を作り上げようという気持ちがみんなにあるので、待ち時間に一緒に台本を読んだり、佳央太を中心にああだこうだと話していますね。同世代の方々とこのように作品に携わるというのはこれまであまり経験がないので、すごく刺激をもらっています。
藤枝喜輝さんと石川雷蔵さんはABEMA「17.3 about sex」でも一緒でしたよね。
水沢 そうなんです。喜輝は楽屋で初めて会った時、野球少年だったので、真っ黒に日焼けしていて驚いた思い出があります。ただあの時はそんなに一緒のシーンとかなかったので、撮影中に話した記憶もほとんどなくて。でも佳央太とはこれまでオーディションで会ったりYouTubeドラマでも一緒になっていました。初共演は琉弥と大祐と内藤くんだったんですが、琉弥は以前から参加するオーディションが大抵被っていて…（笑）。あまりにオーディションで会いすぎて、仲良くなりました。不思議な関係ですね。年下なのにコミュ力が高くて、人の懐に自然に入ってくるところは僕も見習いたいなと思っていつも観察しています。
実際にイケメンだけの高校があったら、水沢さんは入学しますか？
水沢 しません！
そうなんですか!?
水沢 え、したいですか!?（笑）
女子的には興味ありますね（笑）。では何かの理由で入学してしまったら、イケメン選手権に出場は…。
水沢 しません！（笑） 僕、あまりそういうのに興味がなくて…見ているだけでいいかなという感じですね。
ドラマの中で、水沢さんは礼儀正しい剣道男子の「純和風イケメン」で、ぴったりだなと思いました。他にもいろいろなイケメンが出ていましたね。
水沢 たしかにあの中だったら自分に一番近いのかもしれないんですが、何とも言えないですね（笑）。「エースイケメン」「情報通イケメン」「おバカナルシストイケメン」「地方出身イケメン」…とみんなそれぞれキャッチコピーがついていて…。
水沢さんが思う“イケメン像”ってどんな方ですか？
水沢 特に像というわけではないんですが、当たり前のことができる人はカッコいいなと思います。例えば挨拶もそうだし。僕自身最初は、現場が大人の人ばっかで、人見知りで挨拶とかいつすればいいかわからず全然できなかったんです。他にも「いただきます」とか「ごちそうさまでした」とか、みんなが言っていれば流れでできるかもしれないけど、ひとりの空間でもできる人には親近感が湧きますね。
高校時代は1日1冊読んでいた!?
高校時代はどんなキャラでしたか？
水沢 高校時代はお仕事を始めていたので、あまりエピソードってなくて、ドラマなどの撮影現場でいろんな高校生を演じて、体験させてもらっている感じです。ただ、席順があったら後ろに座っているタイプです。同い年の子と一緒にいると昔から後ろに引いて見ちゃって、前には出ずに一歩引いてまとめるような役でした。
授業はちゃんと聞いているタイプですか？
水沢 そうですね。勉強はできないけど、ちゃんと聞いてるタイプです（笑）
もし今高校生に戻れるとしたら、やりたいことや入りたい部活はありますか？
水沢 楽しければいいなと思うので、文化祭とか体育祭とか、行事ごとは体験してみたいなと思います。部活は中学の時に陸上部を3年間やり切ったので、図書委員とかしてみたいですね。
図書委員、めちゃくちゃ似合います（笑）
水沢 ひとりの時間が好きなので、本を読むことは好きで。高校生の頃はいろんなものに触れたくて、恋愛ものからコメディ、エッセイまで幅広く、多い時は1日1冊読んでいました。最初に本の面白さを知ったのは、学級文庫の『ヘレン・ケラー』だったんです。歴史にハマった時に日本の偉人はわかるけど海外の偉人ってどうなんだろうと思って手に取ったのがきっかけでした。
思いは“直接”伝えたい
今月のテーマは「愛のカタチを教えてください！」なんです。まずは水沢さんが愛するものを教えていただけますか？
水沢 ギターや服は好きです。ギターは芸能活動を始めるのと同時くらいに始めたので、中3くらいから続けているんですが、最初は父親が弾いているギターを借りて弾いたりしていて。その頃ドラマで「トドメの接吻」を放送していて、菅田将暉さんの『さよならエレジー』を聴いて一気にハマりました。歌は歌わず、弾くだけなんですけど。
食べ物で愛するものはありますか？
水沢 食べ物なら野菜が多くて、一番好きなのはトマトです。ものによって皮の硬さや甘みが変わるので、面白いんです。手入れせず自然にできるトマトってめちゃくちゃ渋くて不味いんですよね。母親の田舎で、全然甘みのないトマトを食べてから、面白いなと思うようになって。小学生の時に夏休みに朝顔を育てるみたいなのってあったじゃないですか。そういう時に、僕はいつもトマトを育てていました。自分で育てたトマトが一番美味しかったですね（笑）
バレンタインシーズンですが、まず水沢さんは、告白は直接伝える派ですか？
水沢 直接伝える派です。それ以外にあるんですか!?
最近はLINEとか…。
水沢 僕はその先があってもそこで終わってしまっても、ちゃんと伝えた方がいいかなと思います。今ってSNSが発達して形に残るものが減っているから、手紙なども嬉しいかなと思います。
素敵ですね。バレンタインの武勇伝などありますか？
水沢 武勇伝は…ないですね（笑）
でもめちゃくちゃもらってますよね？
水沢 中学生の頃にダンスをやっていた時は20個くらいいただきました。でももらった数が武勇伝になるわけではないと思うし…。
それは完全に武勇伝です！ ちゃんとお返しされたんですか!?
水沢 返しました。学生でお金は限られていたので、文房具とかハンカチとか、日常的に使えるものを選びました。
ぜひ今の草食系男子に何かアドバイスをいただきたいです。
水沢 僕もグイグイはいかないですけどね。草食でもないし肉食でもないですが、呼び出して直接渡すなど人の目に触れるのがハードル高いなら、手紙を入れておくのもいいと思います。匿名の手紙でヒントを入れながら謎解きっぽくするのも今っぽいかもしれないし。
謎解き、ですか！
水沢 相手が男女関係なく謎解きにするのって好きなんです。行事ごとは楽しませる方が好きなので、考えてくれているのを見るのも嬉しくて。簡単なものでいいので、わかれば、それがきっかけで仲良くなる子もいるだろうし。小さいことからやっていけばいいんじゃないかなと思います。
ちなみに謎解きの中身ってどんな内容なんですか？
水沢 …それは教えられません！（笑）
今月の特集テーマ
「愛のカタチを教えてください」
愛とは…に続く言葉を考えてください！
水沢林太郎
僕は愛って“幹（みき）”みたいなものだと思っていて、幹は自分本体で、そこから枝分かれして花が咲くまでの枝が人と出会うところの過程で。咲く花は、恋愛の愛だけでなく友情の愛だったりものに対する愛だったり、いろんなものがあって、枯れてしまうものもあるだろうし、折れたり、新しく芽吹くものもあるだろうし。それが別れだったり、出会いだったりするのかなと思います。
撮影：齋藤佳憲
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— ch FILES関東版 (@chFILES) January 21, 2022
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- 企画・原作：秋元康
- 出演：細田佳央太、宮世琉弥、藤原大祐、水沢林太郎、内藤秀一郎、藤枝喜輝、他
毎週土曜よる11:00〜11:30放送（テレビ朝日）
