映画『フラ・フラダンス』福原遥｜オーディションはいつも緊張。「自分ならできる」と言い聞かせて挑む

福島県いわき市にある「東北のハワイ」ことスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称“フラガール”。フラガールを仕事に選んだ新入社員・日羽と同期の仲間たち、彼女たちを取り巻く人々との絆を描く長編アニメーション映画『フラ・フラダンス』が公開！日羽を演じた福原遥さんにお話を伺いました！

実力の差を感じた時は
とにかく全力でついていく！

映画からすごく勇気をもらえて、今高校3年生なので、改めて勉強を頑張りたいなと思いました。まず、主人公・日羽ちゃんを演じられた時の気持ちを教えてください。

福原　嬉しいです！ありがとうございます。私もその言葉で頑張れます！日羽ちゃんはすごく明るく前向きで優しい女の子なのですが、どこか自分に自信が持てなかったり自分の意見が言えないところがあって、徐々に成長していく姿を届けられたらいいなと思って演じました。

まるで実写を観ているように、声がすごく自然でした。福原さんが好きなシーンってありますか？

福原　フラダンスを踊っているシーンはすごく好きで、試写で見てフラってこんなに人を幸せにしてくれる力があるんだなととても感動しました。福島県のスパリゾートハワイアンズには行ったことがないのですが、CMなどを見て憧れがあったので、この作品で舞台の裏側で動いている人たちのことも知り、より行きたい気持ちが強くなりました。

作品の中で日羽ちゃんが新人フラダンサーとしていろんな悩みや葛藤を抱えていましたが、福原さんも学生時代に悩んだり葛藤したりしていたことはありましたか？

福原　ありました。部活は吹奏楽部に入っていたのですが、なかなか練習ができなかったり、コンクールまでに時間がなくて間に合わなくて悩んだりしていました。お料理番組が終わった後、進路についても中学の時に結構悩んで、迷ったりしました。

その時はどうやって乗り越えられたんですか？

福原　とにかく焦らず、自分が興味のあることや楽しそうだなと思ったことを積極的にしようと思って、楽しむことを忘れないようにしていました。

今お仕事をされる上で、周りと自分の実力の差を感じた時に、乗り越えるためにはどんなことをされていますか？

福原　今回のようにみんなで息を合わせないといけない作品の時は、とにかくついていきます。“逃げたい”とか“無理だ”とか思う隙もないくらい、みんなの背中を見てついていって、吸収できることは何でも聞いて吸収します。ただ頑張るのではなく、具体的に“ここをこう変えたらこう見えるんだな、それならここを極めよう”など見定めて、ポイントを掴みながら努力するようにしています。自主練もしますし、とにかく全力を出し切ります。

オーディションはいつも緊張
“自分ならできる”と言い聞かせて挑む

私の中で映画の中の日羽ちゃんと福原さんがすごく重なります。ご自身と共通するなと思われる部分はありますか？

福原　日羽ちゃんも笑顔を届けたいからフランダンスを仕事に選んだのですが、私も「作品を観てます」という声をいただいたり、自分が発信したもので少しでも喜んでもらえたり感動してもらえる瞬間がすごく幸せなので、常にいろんな人をハッピーにできる作品を作っていける女優さんになりたいなと思っています。

福原さんも日羽ちゃんも笑顔がとても魅力的です。笑顔でいるために心がけていることはありますか？

福原　私は辛い時こそ、“笑っていれば何とかなる！”と思っています。笑いの絶えない家族の中で育ってきたので、それが普通になっているのかもしれません。辛い時でもみんなで笑って楽しんでいれば乗り越えてこられたこともあるので、悩むことも落ち込むこともたくさんあるんですが、そんな時こそ明るく笑顔でいるようにしています。落ち込んだ時は家族や友だちと何か楽しいことをして、気持ちをリセットするようにしています。

この作品はオーディションで決まったとお聞きしました。オーディションを受ける時って緊張しますか？

福原　すごく緊張します！オーディション前に5人の役の原稿をいただいていて、日羽ちゃん以外の役も演じると伺っていたので、それぞれのセリフから、“この子はこういう子かな”とか“ここは熱くなっているからこんな風に言ってみたい”と考えて、いただいた資料の写真を原稿に貼って準備しながら練習していきました。

緊張した時の対処法はありますか？

福原　直前まで“あぁ、無理だ！”ってなっているんですけど（笑）、現場に行ったらもう自分は自分だからありのままの自分でいい、“自分なら大丈夫！できる！”と言い聞かせて挑みます。でもいつもめちゃくちゃ緊張しています。

この映画を通して、どんなことを伝えたいですか？

福原　何か目標に向かって頑張ろうとしている人たちに、“明日から頑張ろう”と前向きに一歩を踏み出す勇気だったり、周りで支えてくれている人の存在に気付いてもらえると嬉しいなと思います。

今月の特集テーマ
「高校生の思い出の残し方」
何かアイデアを教えてください！

福原遥

『交換日記』
中学生の頃友だちと交換日記をしていたんです。それがすごく楽しかったのでおすすめです。日記も手紙も写真も残るものはいいですね。その頃交換した手紙などは今でも残していて、読み返したりしています。写真なら学校で寝ている子をこっそり撮ったり。友だちとたくさんしゃべって恋愛もいっぱいしてください。こんなに友だちと一緒にいられるのは学生時代しかないから！私も学生時代の友だちとは今でも仲が良いですよ！

撮影：齋藤佳憲

読者プレゼント

Wチャンス！ ch FILES全国版インスタグラム限定企画（@chfiles_japan）
サイン入りチェキ応募受付中！
Twitterとインスタ、両方の写真をチェックしてね！

【プレゼント🎁】
『#フラ・フラダンス』#福原遥さん
サイン入りチェキ1名様に🌴
フラダンスを職業に選んだ新人ダンサーたちの成長の物語。福原さんにも笑顔の秘訣などをお聞きしました🌺
【応募方法】12/19(日)締切
1️⃣@chFILES をフォロー
2️⃣ツイートをRT
11/20より高校図書館で配布 pic.twitter.com/atXYgAhJv7
— ch FILES関東版 (@chFILES) November 21, 2021