Tポイントの社会貢献事業「学校総選挙」とch FILESが8月に行った「環境にまつわるオンライン会議」。ここにゲストとしてご参加いただいた3社(ニューバランス ジャパン・ブリヂストン・コクヨ)の環境への取組みを順番にご紹介していきます。また、学校総選挙では現在「環境」にまつわるオンライン投票を実施中(9/30まで)。ぜひご参加ください!
第1弾は、ニューバランス ジャパンさんの取組みをご紹介!
ニューバランスが2030年までに目指すこと
ニューバランスでは、アメリカ本国のサステナビリティの責任者を中心に、持続可能な取組みを行っています。今年のアースデイ(4/23)に発表した目標はこちら。
2025年までに
100%プリファードレザーと50%再生ポリエステルを調達
アパレルブランドにとって重要なのは、どんな素材を使って物を作るか。最近ではキノコなど植物由来の素材を使ってレザー製品を作るハイブランドも増えてきました。再生ポリエステルは、ペットボトルなどを利用して生まれた素材です。
みわ
2025年までに
所有する事業に100%再生可能な電力を供給
製造業は物を作るために、工場やオフィスでたくさんの電気を使います。これらの電気が再生可能な電力に変われば、大きな変化が生まれそうです。
2025年までに
有害化学物質の使用と排出を廃止
2025年までに
フットウェア工場の廃棄物埋立てゼロを達成
2030年までに
CO2排出量を30%削減
グリーンリーフ基準
昨年からスタートしたニューバランスの「グリーンリーフ基準」のマークは、環境に配慮した素材が使われているという証。この基準を満たすためには、少なくとも製品の50%以上の素材が、リサイクル素材やより持続可能な調達方法を用いた素材など、環境に配慮した素材として調達されている必要があります。
モデル着用のタンクトップは、「NB Dry」という汗が乾きやすい素材で、再生ポリエステルが100%使われています。マークを表示することで、環境に配慮した商品を選びたい人にわかりやすく案内ができるようになっています。来年以降にシューズでも「グリーンリーフ基準」が採用されるそうです。
昨今では各アパレルメーカーが環境に配慮した素材を使っていることを発信するようになりました。こうした取組みは1社だけでできることではないため、業界全体で取組む必要があると考え、「サステイナブル・アパレル連合」(SAC)などにも加盟しているそうです。
「サステイナブル・アパレル連合」(Sustainable Apparel Coalition)とは?
2011年にアメリカで設立されたNGO組織。現在250以上の企業やNPOが加盟。環境・社会負荷の測定ツール「ヒグ・インデックス」を開発し、約1万8000社が活用している。
最後に、こんな問いかけがありました。
“かっこいいな”と思う人は、どれくらいいますか?
では、“真面目だな”というイメージを持つ人は、どれくらいいますか?
ニューバランスのグリーンリーフ基準の商品はこちらをご覧ください!