“プロフェッショナル”な学科！文京学院大学保健医療技術学部臨床検査学科のオープンキャンパスに潜入！

コロナ禍、PCR検査などのニュースでよく耳にするようになった「臨床検査技師」というお仕事。実は医療の世界ではずっと縁の下の力持ちとして活躍されてきたお仕事なのだそうです。今月は、そんな臨床検査のお仕事を専門的に学ぶことができる文京学院大学の本郷キャンパスへ行ってきました。

※1年次は埼玉・ふじみ野キャンパス、2〜4年次がこちらの東京・本郷キャンパスとなります。

まずは、「臨床検査技師」というお仕事についてご紹介します。
学科長濵田先生にお話を伺いました！

臨床検査技師ってどんなお仕事なんですか？

臨床検査の専門家

採血で採取した血液（検体）を検査したり、心電図を取ったり、超音波検査など、さまざまな検査をするお仕事です。オリンピックの時期には、選手の薬物検査を行ったり、新型コロナウイルスのPCR検査などを行うのも臨床検査技師のお仕事です。裏方と思われがちなのですが、実は病院で看護師さんに混じって患者さんと接していることも多いんですよ。

文京学院大学の臨床検査学科の特徴を教えていただけますか？

充実した実習、学生への細かいケア

学科の歴史は、60年以上。だから東京近郊までの病院にはだいたい卒業生がいるんです。カリキュラムとしては1年次に医療人として、社会人としての基礎、化学や生物、体の仕組みを知る解剖学を学び、2年から専門科目を学びます。3年の前期までにすべての知識を学び、後期には東京近郊までの病院で実践的に臨床検査を学びます。4年次は卒業論文および国家試験合格に向けた総復習のカリキュラムを組み、学生一人ひとりに細かいケアをしています。実習の授業内容が充実していて、病院に匹敵する機器や器具が揃っているのも特徴ですね。

実習見学をさせていただき、先輩方にもお話をお聞きしました。

「顕微鏡実習室」「生理実習室」「生化学実習室」を見学して、エコー検査（超音波検査）、心電図検査の様子、顕微鏡の中の世界を覗かせていただきました！在校生の先輩方の白衣姿もカッコいい！

先輩はどうしてこの学科に入られたんですか？

石原さん（4年）

友人のお母さんが技師をされていて、高校生の時にエコーの面白さに惹かれ、エコーを極めようと思ったんです（笑）。ちょっと珍しい動機ですよね。

私はもともと看護師を目指していました。高校3年生の時にテレビで医療番組を見て、いまだに解明されていない病気が多くあることを知り、もっと患者さんのためになるお仕事って何だろう？と思って図書館やネットで調べて臨床検査技師という職業を知ったことがきっかけです。

小林さん（4年）

学校の雰囲気はどんな感じですか？

学生みんな仲良く、とても楽しい雰囲気

想像していたより同級生みんなが明るくて、男女みんな仲良く、とても楽しい雰囲気です。1年生の時は埼玉県のキャンパスで、必須科目を落とさないように友だちと一生懸命勉強しながら、まだ時間に余裕があったので、アルバイトをしたりもしていました。2〜4年は東京の本郷キャンパスに移り、授業もたくさん入ってくるので、日々レポート課題に取り組んでいました。私がとても面白かったのは、一般検査学と免疫検査学の授業ですね。