7月17日から日本科学未来館で始まった特別企画「超人たちの人体」を芝中学校・高等学校陸上競技部のメンバー8人が体験してきました! 世界の頂点を極めたアスリートたちが持つ人体の仕組みや美しさが最先端技術で可視化され、私たちの身体のさらなる可能性を肌で感じることができる、体験型の展覧会!
では、行ってきます!
ウサイン・ボルト
〜史上最速を実現した奇跡の身体~
エントランスを入るとすぐに映し出される映像。中学から陸上を続けてきた僕たちも、すぐに世界に引き込まれます。
広いフロアには、3人のアスリートたちの展示と体験が用意されています。まずは、100mを9秒58で走るという前人未到の記録を打ち立てた人類史上最速の男、ウサイン・ボルトから。
たつや
ボルトの幼少期の話や生まれつき背骨が曲がっていたこと、そのため繰り返す肉離れに悩まされていたこと、それらを克服して世界王者になったことなどがパネルとビジュアルでわかりやすく掲示されています。
だいち
MRIで撮影されたボルトの筋肉に、みんな興味津々。
次はボルトの太ももの筋力と僕らの筋力を比べられるコーナー。
ボルトの筋力は127kg!
そして僕たちの結果は…。
りゅうのすけ
等身大の脚の像と共に。
腰くらいありそうな太ももです(笑)
隣には、ボルトの歩幅を表したコーナーが。
世界記録を出したレースで最もスピードが出ている時の歩幅が2m86cmだったそうです。
僕らも挑戦してみます。
おっと(笑)
これは到底追いつかない。
ここでボルトの大型パネルを見つけたので…。
とりあえずやっておきますか、
「ボルト・ポーズ」!
タチアナ・マクファーデン
〜未知の能力を覚醒させる“超適応”~
次は、リオパラリンピックの車いす陸上で全距離種目のメダルを獲得した、パラ陸上の女王、タチアナ・マクファーデンのコーナーへ!
実際競技に使われているレーサー(競技用車いすのこと)も展示されています。
そして実際に、100mを16秒13(最高速度およそ40km/h)というマクファーデンの記録にも挑戦してみます!
挑戦メンバーの結果は…
最高記録が30秒!
残り15mあたりで腕の力が持たず、一気に速度が落ちてしまいました。
なおき
なつき
ケレブ・ドレセル
〜究極の美が生むスピード〜
最後は競泳バタフライ100mでマイケル・フェルプスの世界記録を10年ぶりに塗り替えた怪物、ケレブ・ドレセルのコーナーへ。
なおゆき
巨大スクリーンに映し出されるドレセルのバタフライは本当に芸術的。
そしてドレセルの武器は、圧倒的なスピードを誇る飛び込み。
陸上跳躍競技のトップ選手に匹敵する跳躍力だそうで…こちらも挑戦してみます。
お、いい線いってる!?(笑)
そして7階イノベーションホールでのシアター映像を観て、終了。
面白かった〜!!!
今までは部活練習中に考えたことのなかった筋肉のことなどを意識して、自分の走りを考え直すきっかけにもなりました。
会期は9月5日まで。
事前予約制なので、公式サイトから予約して、皆さんもぜひ行ってみてください!
- 主催:NHK、日本科学未来館(JST)
- 会期:2021年7月17日(土)~9月5日(日)午前10時~午後5時
※入場は閉館の30分前まで - 会場:日本科学未来館1階企画展示ゾーン他
- 入場料:無料・事前予約制
- お問い合わせ:日本科学未来館 03-3570-9151(代表)
(開館日の午前10時~午後5時)