『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』高校生的楽しみ方とは?

2018年に公開され、『ファンタビ』超えで社会現象級大ヒットとなった前作『 クワイエット・プレイス』。
全米の高校生の間でも究極の“沈黙”体験と話題持ちきりとなった『クワプレ』の最新作がついに公開される!
音を立てると“何か”に襲われ“即死”する絶体絶命の世界。キミはこの世界を生き残れるか?
前作より緊張感が格段にスケールアップした今作についての期待を映画鑑賞前に高校生スタッフたちが語る!

ストーリー

父親と住む家をなくしたエヴリン一家は新たな避難場所を求め外の世界へ旅立つ。
突然“何か”の襲撃に遭い廃工場へ逃げ込んだ一家は、謎の生存者エメットに遭遇する。彼との出会いを発端に、新たな謎と脅威が明らかになるのだが…。

ただコワイだけではない
新感覚ホラー映画

なつみ 前作をイヤフォンで聴きながら観たんやけど、迫力があって余計にコワかった~! ジェットコースターで高いところから落ちる瞬間のようなコワさで、想像してたホラー映画の恐怖とは違った。

はやて そうそう。自分が登場人物のひとりになったように世界に入り込めるやんな。

かのん うん! 実際に体験したことがないのにリアル感があった。

りか ホラーだけど、ゾンビが出てくるようなホラー映画とはまた違うよね。

かのん 家族愛も描かれていてジーンとした。母の強さはすごいなと思った。

なつみ 前作で父親が犠牲になってしまうけど、“何か”が襲ってくる時に子どもたちへ「I LOVE YOU」って叫ぶシーンはウルっときた。

かのん 私も! ホラーだけど感動するってこれまでに得たことのない感情かも。

今作で明らかになる真実も!
高校生的楽しみ方とは?

はやて 予告編を見たけど、前作より更にコワサも増してそう。

なつみ  どこから襲われるかわからないコワさね。

はやて それそれ。サバイバルで緊張感がある中だからこそ家族愛もより深まってそうだよね。

かのん 前作では“何か”が現れた89日目から描かれていたけど、今作では“始まりの日”も描かれているらしいから今作から観ても楽しめそう!

なつみ 生まれたばかりの赤ちゃんもキーになりそうじゃない?

りか うん。前作は防音室があったから赤ちゃんの泣き声もなんとか凌げたけど、今作は外での生活やもんな。

なつみ やばいよね。前作は「アカンて!」とか独り言を言いながら観てたけど、映画館なら声を出せないから一層コワさが増しそう!

りか それ! 家だとツッコみながら観れるけど、映画館は静かにしないとあかんもんな。観てる時に他の人が立てた音でもビクッとしてしまいそうじゃない?

かのん 映画館で観ることでより世界観が体験できそうやんね。

なつみ 絶対!!アトラクションに乗ってるような感覚になれそう!

りか 友達と一緒に観に行って“音を立てたら罰ゲーム!”とか面白いかも! さすがに“何か”に襲われるのは嫌やけど(笑)

かのん 今作では新たな登場人物も出てくるみたいやし、他人とのつながりや関係性も注目したい。

りか “何か”の仲間かもしれないし、同じ境遇の仲間かもしれないし。私も気になる!

かのん 前作の『クワイエット・プレイス』は身近な人がそばにいるけど会話ができなくて、コロナ禍では離れている人に気軽に会えないけど会話をするツールはいろいろあって。状況は違うけど、どこか似ていて、どちらも心のつながりを感じる。友だちと一緒に観に行くことで改めて感じることがあるような気がするな。

もしも学校が
『クワイエット・プレイス』状態になったら?

りか 教室が一番危険な気がする!

はやて スマホの音も消さないと!

かのん 今作は外で生活するけど裸足かな? 靴下かな?

りか 靴下は履いていておくのが良さそう。裸足で足に汗をかいたらペタペタ音が鳴りそう(笑)授業は消音でバイブ音も消してiPadで。

かのん イヤホンつけて?

りか イヤホンが壊れたらもう最悪!

かのん そもそもそういう状況になっても授業するんかな?

なつみ コロナでも休校になったから授業やらへんやろ(笑)! でも、手話の授業はやりそうだよね。

かのん この状況ってクラス替えしても誰とでも仲良くなれて、コミュ障とかなくなりそう! でも、内緒話はみんなにバレるからできないね。

なつみ 確かに! 文化祭や体育祭はウレタンマットを敷けばどうにかなりそうじゃない?

はやて 走る競技は息苦しくなって声が出てしてしまうから避けた方がいいかも(笑)

りか それね! 指でするダンスとか流行ったよね。そういうのならできそう。

かのん 川から水を引いてきて、学校の周りに自然の音が出る環境を作るとか(笑)

なつみ 自然の音があれば音を出しても“何か”に襲われへんもんな!

『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
MOVIE REPORT!

はやて

最初はポップコーンの食べる音が響いていたのですが、冒頭のシーンで映画館が静まり返り、心臓の音が体に響き渡りました😭娘のリーガンの勇敢さに涙しました。登場人物全員が、自分だけじゃなく周りの人までも守りお互いを支えあう場面にまた涙。
人類の本当の優しさを改めて感じました。同じ人間だからこそ生まれる愛や争い、これら全てをこの映画は等身大に表していると思います。もちろん怖いシーンもあるけれど愛が感じられる作品です。
私は『クワイエット・プレイス』を通して、諦めないことの大切さを改めて学びました。そして、無理だと思うことでもなんでも挑戦していく姿に感動するとともに「諦めなければなんとかなる!」というストーリーに心が動かされました😭映画館の静かさと相俟ってハラハラドキドキがスリルが楽しめます!一緒に観ている人が立てる音にも敏感になってしまうほどです!

りか

なつみ

とにかく緊張とドキドキが止まらない映画です💦「音に反応する“何か”」が襲ってきそうな雰囲気はあるのに、いつどこから襲って来るかはわからない。主人公達は悍ましい雰囲気に気づいていないという状況に、とてもハラハラしてしまいます。そして映画館内の緊張感がマックスになり、誰もが音に敏感になっている時に「音に反応する“何か”」が飛び出してきて、私の身体はブルブルと冷や汗が止まりませんでした…。しかしこの映画は怖いだけでなく、主人公たちの“誰かを思う気持ち”に感動したり、アトラクションのような楽しさと爽快感を味わうことができます。なので、遊園地に行きにくい状況の中、映画館で音を出すことを自ら拒んでしまうこの映画を観て、張り詰めた緊張感といつ襲われるかわからない恐怖によるスリルをぜひ楽しんでいただきたいです!
初めはいつその“何か”が来るのだろう、とずっとただ怖い怖いと感じていました。次第に登場人物たちの様々な葛藤や支え合う姿に心揺さぶられ、これまで感じたことのないような感情、感覚になり、ただスクリーンに広がる世界に圧倒されてしまいました。人の本当の深いところにある優しさや愛を、途中からの衝撃の展開のその裏側まで考えさせられました。スクリーンでしか感じることのできないこの感覚をぜひみなさんにも味わっていただきたいです。

かのん

クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
  • リー・アボット役兼監督、脚本、製作:ジョン・クラシンスキー
  • 製作:マイケル・ベイ
  • 製作:アンドリュー・フォーム & ブラッド・フラー
  • 出演:エミリー・ブラント、キリアン・マーフィ、他
  • 配給:東和ピクチャーズ

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