1月13日に念願のメジャーデビュー! BMKの5人が今、愛を伝えたい人って?

2021年1月13日に念願のメジャーデビューを果たしたBMK(Big Monster Kite)の中原聡太さん、米谷恭輔さん、三隅一輝さん、松岡拳紀介さん、佐藤匠さんにインタビュー!

メジャーデビューシングルで魅せる、僕らだからこそ歌える歌詞

メジャーデビューおめでとうございます!今の気持ちを教えてください。

米谷 僕たちはBOYS AND MENの弟分グループ、BOYS AND MEN研究生として活動していた時から、BMKと略されることが多かったんですけど、逆風に向かうたびに上昇する凧を目指して、新たにBMK(Big Monster Kite)と改名しました。BOYS AND MEN研究生を卒業して、すぐにメジャーデビューするという実感は湧かなかったけど、様々な取材を受けたり、MVを撮影したり、いろんなところで「おめでとう」と言ってもらえたりして、やっとそのことを実感できるようになってきました。

メジャーデビューシングル『モンスターフライト』に収録されている4曲のうちお気に入りは?

三隅 「モンスターフライト」です。6月に初めて聴いたのですが、自粛で活動が制限されて先々が不安になっている中で、「曇天も雲の上は快晴」という歌詞にぐっと背中を押されました。僕も頑張り続けていたら目標や夢が叶うんじゃないかなって思います。
中原 どれもいい曲なので甲乙つけがたいんですけど、「BIG RAGE」です。今までは先輩たちの自己紹介曲をお借りしていたんですが、僕らにしか歌えない、自分たちだけの自己紹介曲ができたことが嬉しかったです。
佐藤 「ヒカリフル」ですね。この曲は「誰もが様々な可能性を持っている」ということを伝えたい楽曲なのですが、今、高校生の皆さんとお話していく中で改めてそのことを実感しました。
米谷 「午後10時のon the road」は、研究生時代からあまり歌ってこなかった曲調ですけど、不器用な男の子のストーリーが僕たちにも重なるところがあると思っています。タイトルで午後10時と言っているけど、歌詞の中で午後10時が1回しか登場しないので、そういう一瞬の大切さを大事に歌っていきたいです。4曲の中で一番レコーディングが難しかったり、振付も「これ俺ら踊れるの!?」って思うくらい激しかったりするので印象に残っていますね。
松岡 僕も「午後10時のon the road」です。メジャーデビューシングルのカップリングで、今までとは違う成長した姿をお見せできるんじゃないかなと!2番のサビみたいな、気持ちを想像できる歌詞がキュンキュンしますね。

記念すべきデビュー曲「モンスターフライト」は皆さんにとってどんな曲ですか?

松岡 もともと2020年の夏に予定していたメジャーデビューがコロナの影響で延期になってしまったけど、ステイホーム中にこの曲を聴いたことで、僕自身いろんな心配が無くなって元気になりました!その気持ちを皆さんに届けたいと思っています。
三隅 僕と一緒じゃん(笑)。
松岡 全員共通の気持ちということで。
米谷 歌詞には、兄弟グループの祭nine.が先にメジャーデビューした時の悔しさが隠れていたり、やっとメジャーデビューできる喜びや雑草魂が詰まっていたりするので、このタイミングで歌わせてもらえるのが嬉しいですね。

「ヒカリフル」は勇気を与えてくれる曲だなと感じたのですが、皆さんが今までで一番勇気を出したときはいつですか?

中原 2017年12月1日のライブで、新しいメンバーカラーを発表した時ですね。祭nine.と分かれて活動するようになってからも、黄緑・薄ピンク・薄紫・白など当時のままのメンバーカラーでしたが、ガラッと今のメンバーカラーに変わりました。変わることに対する心構えや新たな自分への一歩を踏み出すために勇気を出しました。

「午後10時の on the road」はBMKさんには珍しい恋心を歌っています。

佐藤 そうだよね、俺たちには珍しいよね(笑)。
松岡 僕はキュンキュンする曲が大好きなので、レコーディングする時も、ダメダメな男の子が成長する姿を妄想してキュンキュンしていました。学生に戻りたいなあ。

ちなみにどんな妄想をしたんですか(笑)?

松岡 高校生に戻った僕と高校生の恋!教室とか放課後とか王道なシチュエーションを妄想していました。

「BIG RAGE」は自己紹介パートがそれぞれ個性的ですね。

中原 自己紹介パートはまず自分たちで歌詞を考えました。さらにそれぞれのキャラが活きるように、いつもBMKの楽曲制作でお世話になっているYUMIKO先生が手直してくださいました。僕は自分が書いた歌詞がほぼそのまま採用されたんですけど、米ちゃんは…。
米谷 僕が提出した歌詞がYUMIKO先生にあまり刺さらなかったんです(笑)。

どんな歌詞を書いていたんですか?

米谷 自動車整備士の資格をもっていることを歌詞に入れたくて、「こころのへこみは歌声で直す」とか。下の名前を覚えて欲しくて、「性は米谷、名は恭輔」とか。思い出すと恥ずかしい(笑)。歌詞を書き変えてくださったYUMIKO先生に感謝しています。

BMKのパフォーマンスといえば、皆さんの表情の豊かさも印象的ですよね!

佐藤 僕たちは熱いグループをコンセプトにしていて、楽曲もロックテイストが多いので、メンバーそれぞれが妥協しないこと、パフォーマンスの中で疲れている姿を見せないことを大事にしています。

BMKは積極的に愛を伝える?恥ずかしくて伝えられない?

今回の巻頭特集「愛の伝え方」にちなんで、今、愛を伝えたい人を教えてください。

松岡 12月8日でハタチを迎えたので、お母さんにありがとうと伝えたいです。お母さんには学生時代からよく怒られてきたので、まだまだ子供だと思われているかもしれないけど。一生に一度しかないハタチだからこそ、大人の松岡拳紀介をお見せできると思っています!
三隅 事務所の社長ですね。2年前に仕事でメンバー全員と社長でベトナムのダナンに行ったんです。その最終日にめちゃくちゃ怒られて、泣きたいぐらいへこんで。その時は「怖いおじちゃん」と思っていたのですが、ハタチになってから社長と話す機会が増えて、社長がご家庭のことよりもタレントのことを考えてくれる愛情深い人であることに気づきました。これからも社長についていって、僕たちの結果で愛をお返ししたいです。
米谷 専門学生の時の友達です。一緒に寮に住んで苦楽も悩みも共有した仲間が、未だに「雑誌見たよ」とか連絡をくれるので、感謝の愛を伝えたいな。

この道に進む不安は?

米谷 めちゃくちゃありました。本当に就職しようと思って、インターンに行ったり、求人募集を見たり。就職しようか芸能の道に進もうか、毎日気持ちが変わっていましたが、そんな時も支えてくれたのは友達でした。

決断したきっかけは?

米谷 昔から普通のことをしたくないと考えていて、せっかくなら一回こういう人生を歩んでから自動車整備士に戻ってもいいかなと思って、資格だけ取ることにしました。先生には「この学校で就職しないなんて、そんな前例はない」って言われましたけどね(笑)。

中原さんや佐藤さんは誰に愛を伝えたいですか?

中原 ファンの皆さんです。自分たちがステージに立って歌って踊れるのも、メジャーデビューできるのも、皆さんのおかげです。専用の劇場を満員にしないと今後CDが発売できないというライブの時も、ファンの皆さんもたくさん宣伝してくれて。挫けることはあるけど、もうちょっと頑張ってみよう!踏ん張ってみよう!と思えたり、ステージに立つと不安が無くなったりするのは、ファンの皆さんが愛をもって接してくれるからです。
佐藤 大学受験の時の塾の先生かな。自分がその先生と同い年になった今、自分以外の誰かの成功を朝から夜まで全力でサポートしたり、合格発表の時は僕より緊張して待っていたりしたことは凄いことだったんだなあ、僕には難しいなあと思います。だから先生に「ありがとうございました」と言いたいです。

皆さんは自分から積極的に愛を伝えるタイプですか?

松岡 そうですね!自分の気持ちを隠せない、一度思ったら我慢できないので伝えます。
中原 言わないと気が済まないんですよね。内に秘めてもやもやして後悔しているくらいなら、言っても無くなるものじゃないから言っちゃおって。小さい頃、好きな子ができたときは、その好きな子にも友達にも自分の気持ちを伝えていました。

えー!?それでぎくしゃくするのが怖いです…。

中原 僕はぎくしゃくしなかったですね。答えを求めていないので、その後も普通に話しかけていました。
三隅 僕は中高男子校で、異性に対する免疫が無くて、家族とか事務所の方としか話せないですね。
皆さんは普通に話せますか?

完全に壁を作っちゃいます(笑)。

三隅 一緒だ!同性とはフランクに接することができるんですけど、異性に対してはまだまだなので、モンスターフライトやヒカリフルを聴いて一歩踏み出したいと思います。
佐藤 僕は仕事では「ありがとう」とか言えるけど、姉ちゃんには言えないな。この前姉ちゃんが結婚したんですけど、スタッフさんに「いつもお世話になっているんだから、メンバーと一緒に結婚おめでとうVTRを撮ったら?」って言われて、それがどうしても恥ずかしくて。身内に愛を伝えるのは難しいですね。
米谷 僕も照れくさくなります。性格があまのじゃくなので自分の気持ちとは反対の行動をとりたくなってしまって。家族に「ありがとう」「ごめんね」っていつから言ってないだろう?普段の感謝も伝えるのが苦手な性格です。

その人の生活の中で「私も頑張ってみるか」って思ってもらえたら

ファンにはどのように愛を伝えていますか?

中原 大きい会場でのライブやテレビ出演など大きい仕事など、僕たちの活動がファンの人以外にもいろんな人に見てもらえることが、応援してくれるファンの皆さんに愛を伝えることになるんじゃないかなと思っています。
三隅 ファンの方と一対一で話せる特典会で愛を伝えています。ステージは一対大勢だから愛を伝えても「私に対してじゃないよね」って思わせてしまうかもしれない。今はオンラインで特典会を開催していますが、グループがどれだけ大きくなってもファンの方とのコミュニケーションは大事にしたいですね。

対面とオンラインで特典会に違いはありますか?

三隅 これが全然変わらなくて!最初はオンラインに抵抗があって、時間がきっちり区切られているから時間内に話し終わるかなとか思っていたんですけど、オンラインでも皆さん楽しんでくれています。
米谷 今は配信ライブなど画面を通じてですが、いずれは直接僕たちパフォーマンスを見てもらって、その時にステージ上で発する言葉で愛を伝えたいです。
松岡 みんなと会える時間も限られてくるのですが、僕たちはブログや個人インスタ、公式Twitterなどのコメントを通じてつながることができると思っています!そういうコミュニケーションで愛が伝えられているのかなと。
佐藤 愛の伝え方になっているかわからないですけど、ファンの方に「いつも応援ありがとう」って伝えるよりも、僕たちの曲や発する言葉によって、その人の生活の中で「私も頑張ってみるか」って思えた時に愛が伝わっているんじゃないかなと思います。今までと違う時間を過ごさなくてはいけなくなったのは僕たちだけじゃないから、みんなで同じ壁を乗り越えようとする時の助けに僕たちがなれたらいいな。

佐藤さん自身がアイドル好きだからこその考え方ですね!

佐藤 推しに愛を伝えるということは単純に「好き」を伝えるだけじゃないんだな!
松岡 長くなるぞこれ(笑)。
佐藤 アイドルを応援することはアイドルが生きている時間をもらっていることだから、その時間を見届けさせてもらっていることに感謝を伝えたいよね。そのためにグッズを買うとか、「あなたを応援しています」という考え以上の行動を起こすことがファンになる一歩なんじゃないかな。

皆さんが日常で愛を感じるのはどんなときですか?

中原 BMKとして活動していく中で、「応援しているよ」「ありがとう」って言われることが多いけど、自分に向けられている愛情ってなかなか気づけないんですよね。ここ数年で一番愛を感じたことは、マネージャーが僕たちの見えないところで「BMK頑張っているから応援してください」「本当にBMKはすごいグループなんです」といろんな人に発信してくれていたことです。マネージャーはそういうのを見せようとするタイプではないので、周りの方からその話を聞いた時、改めて自分たちだけで活動しているわけではなかったんだなと実感しました。そうした影の支えを周りから教えてもらった時に愛を感じます。
佐藤 この仕事を続けていると普通の感覚が分からなくなってくるんだよね。例えば、自撮りがカメラロールにたくさんあるとか。だから、普通の世界に戻してくれる友達、特に高校の友達は本当に大事で、大学の友達よりも会うことが多いです。みんなにも今の友達を大事にしてほしいって思うなあ。
米谷 愛を感じることと言えば、ライブ会場に来てもらったり、グッズを買ってもらったり、リリースイベントでいろんな地域を一緒に回ったり、たくさんあります。その中でも、一文字一文字書いてくれた手紙や誕生日の装飾がされた手紙、思い思いの言葉を書いたペンライトシートとかは、手作り感に心が温まりますね。
三隅 僕はファンの方が大事な報告をしてくれる時です。受験など大事なことを応援してほしいと言ってもらうと自分に寄せられた信頼を感じますね。そういう時に僕は、中学受験で第一志望に落ちてぼろ泣きしたけど、後々考えてみたら第二志望で受かった学校に行って良かったという経験を話して、「気負いせずに頑張ってね、進んだ道が絶対になるから」と伝えています。
松岡 僕は関東の実家で犬を2匹飼っているんですけど、久々に実家へ帰ると、僕に飛びついてしっぽをブンブン回して喜んでくれるので、犬からの愛を感じています!名古屋にいる時は犬たちの動画を観ています。

関東から名古屋に来て大変だったことはありますか?

松岡 ずっと実家暮らしだったので、ご飯は何もしなくても出てくるものだと思っていました(笑)。今でも家事はダメダメだけど、ちょっとずつ慣れてきてはいます。たまーに料理したりとか。
米谷 味の薄いナポリタン作ってたよね(笑)。
中原 鶏肉なしの親子丼も(笑)。
松岡 LINEでお母さんにメニューを送ってもらっています!まだ作っていないけど(笑)。

佐藤さんは北海道出身なんですよね。

佐藤 朝、雪かきして自分の家の前の道路を作り、下校しながら雪かきして帰り道を作るっていう生活だったから、北海道から出てきた時は雪が大量に降ってこないロマンチックなイルミネーションに驚きました(笑)。

BMKBig Monster Kite

東海エリアを中心に全国に向けて活躍中の男性ユニット「BOYS AND MEN」の弟分グループ「BOYS AND MEN研究生」が【BMK(Big Monster Kite)】に生まれ変わり、2021年1月にメジャーデビュー!コンセプトは“凧のように逆風を受けるほど上昇する、逆境に負けないグループ”。BOYS AND MEN研究生時代には、2018年に、和田アキ子with BOYS AND MEN研究生コラボシングル『愛を頑張って』を発売。同作は日本レコード協会ゴールドディスクに認定され、第60回日本レコード大賞企画賞を受賞するなど、数々の功績を残す。困難な時代にこそ必要とされる、元気と勇気を発信し続ける5人組エンタメ集団。

●文化でナゴヤを応援する「きみのあしたプロジェクト」応援大使に就任!
詳しくは公式ホームページおよびSNSで!
「きみのあしたプロジェクト」公式HP
「きみのあしたプロジェクト」Twitter
「きみのあしたプロジェクト」Instagram

本プロジェクトから生まれた、名古屋出身のシンガーソングライター藤田麻衣子さんによる新曲「きみのあした」が1月20日に配信リリース。同日全編公開となる佐野勇斗さん主演のMVにはBMKも出演しています。
MV ティザー映像はコチラ

さらに「きみのあした」の配信リリースと同日に発売となるLIVE Blu-ray & DVD『藤田麻衣子 LIVE TOUR 2020 ~necessary~』のリリースを記念した生番組が、LINELIVEとYouTube Liveで同時配信されることも決定。BMKから松岡拳紀介さん、佐藤匠さんのお2人もゲスト出演される予定です。

藤田麻衣子「きみのあした」&LIVE Blu-ray & DVD発売記念特番
配信日時:1月20日(水)19:00開始予定
視聴方法:LINE LIVEYouTube Live

DISC INFO

now on sale
メジャーデビューシングル
『モンスターフライト』
通常盤(B盤)1000円+税