「ゼロからイチを作る」能力が身に付く大学って！？高校生がコマ撮りアニメーションとキャッチコピーを作ってみて気づいたこと

みなさんは「芸術大学」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか。
美術・音楽のプロを目指す人たちが一つの道を極めるところ？
卒業したあと就職が難しそう？
それ、間違いです。自分の学びたいことをボーダレスに学べ、社会の様々な分野で活躍できる人材に成長できるのが「名古屋芸術大学」なのです。その実態を調査すべく、chスタッフがキャンパスに潜入取材。6回に渡り、連載でお届けします！
今回は、デザイン領域の体験授業の「コマ撮りアニメーション」と「キャッチコピーの制作」にチャレンジしてきました！

Try1
コマ撮りアニメーションを作ってみよう！

デザイン領域のメディアデザインコースでは、動画制作やアニメーションのことを学べます。コマ撮りアニメーションとは、静止しているものを1コマごとに少しずつ動かしてカメラで撮影し、それを連続して再生することで、連続して動いているかのようにみせる技法のこと。主にクレイアニメなどに使われている技法ですが、CGが普及する前はハリウッド映画でも使われていたんだって。私たちでもチャレンジできる技術がハリウッド映画にも使われていたなんてびっくり！
今回は10枚のイラストを描いて、アニメにしてみます。

まずはどんな内容にするかを考えます。

構成ができたら、イラストを描いていきます。

10枚描き終えたらカメラで撮影してパソコンに取り込み、つなぎ合わせて完成！

Try2
動画にキャッチコピーをつけよう！

名芸のデザイン領域の中にある、文芸・ライティングコース。どうして芸大で文章を書く授業があるのか？ それは文章を書くということは“表現する”ことだから。文章を書くって当たり前にできていると思っていませんか？ 実際に名芸の学生さんが授業でも行っているキャッチコピー作りにチャレンジしてみると、その難しさを実感しました…。

短編動画を見ながら思いついた言葉を書き出していき、それをもとに動画にぴったりなキャッチコピーを作っていきます。

キャッチコピーの役割はただ伝えるだけではなく“興味持ってもらうきっかけ”になること。短いフレーズだからこそ、的確な言葉を選ばないと、相手には伝わらない。そして興味を引くためにはどうすればいいのかな？

納得がいくまで、ひたすらアイデアを出し続けます。

制作したキャッチコピーはなんと本革に印刷してしおりにしていただきました。